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■「薬害って何だろう?」厚労省、中学生向けの冊子作成 [健康ダイジェスト]

 薬害エイズや薬害C型肝炎など繰り返されてきた薬害を知ってもらおうと、厚生労働省が中学3年生向けの冊子を作りました。文部科学省と全国薬害被害者団体連絡協議会(薬被連)の協力で内容をまとめ、「有効な対策を取らなかったことで被害が拡大した」と国の責任にも言及しています。
 冊子の題は「薬害って何だろう?」。A4判8ページで、薬害の歴史や被害者の声を紹介しています。22年かかって先月にすべての訴訟が終わった薬害エイズでは、「もっと早く正しい情報が公開されていれば感染せずにすんだかもしれない」という被害者の訴えも載せました。
 昨年4月、薬害C型肝炎を検証していた委員会が、子供のころから薬害を学ぶ必要があると提言しました。これを受けて厚労省が準備を進めてきました。冊子は130万部作成し、全国の中学3年生に配布中。
 厚生労働省医薬食品局のサイト(http://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/yakugai/index.html)からダウンロードもできます。

 2011年7月2日(土)




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