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■インフル治療薬投与で40歳代男性死亡 年間17万人に投与 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は24日、インフルエンザの治療に使われるラピアクタ(一般名ペラミビル)の点滴を受けた患者が、副作用とみられるアナフィラキシーショックで死亡した事例があったなどとして、医療機関に注意を呼び掛けました。
 この薬は、大阪市に本社がある塩野義製薬が販売する点滴で投与するタイプで、すでに薬の添付文書に新たな副作用として追記されているといいます。
 発表によると、2013年3月から今年2月までに、この薬を投与された患者8人が呼吸困難やじんましんなどのアナフィラキシーと呼ばれるアレルギー症状を起こし、このうち、40歳代の男性がアナフィラキシーショックで死亡したということです。
 厚労省は薬の投与と死亡の因果関係が否定できないとして、塩野義製薬に対し薬の添付文書を改訂して詳しい症状を記し、医療機関に注意を呼び掛けるよう指示していました。
 この薬は6年前に販売が始まり、年間17万人に投与されていると推計されています。
 塩野義製薬は、「薬が安全に使われるよう医療機関に適切な情報を提供していきたい」と話しています。

 2016年5月25日(水)

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