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■産婦人科と産科、過去最少を更新 25年連続減、厚労省が調査 [健康ダイジェスト]

 昨年10月時点で産婦人科や産科を掲げていた全国の病院は、前年比8施設減の1353施設であったことが、厚生労働省の2015年医療施設調査でわかりました。
 現在の形で統計を取り始めた1972年以降、25年連続の減少で、過去最少を更新しました。産婦人科と産科を合わせた施設数は、最も多かった1972年の2855施設と比べ半数以下となりました。
 小児科を掲げていた全国の病院も、前年より14施設少ない2642施設で、22年連続で減少しました。現在の形で統計を取り始めた1973年以降、1990年の4119施設をピークに、1994年から減少が続いています。
 厚労省は、「少子化による出生数の減少の影響があるほか、夜間・休日対応が多いなど勤務環境が厳しく医師のなり手が減っている」と分析し、産婦人科や産科については、「施術を巡って患者側から訴えられる訴訟リスクへの懸念も背景にある」との見方を示しています。

 2016年9月6日(火)

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