SSブログ

■兵庫県のクリニック、承認外の疾患で再生医療 韓国人ら500人に実施 [健康ダイジェスト]

 兵庫県伊丹市の「第2西原クリニック」が、国に提出した計画で承認されていない病気の患者に対して再生医療を行ったと指摘されていたことがわかりました。健康被害は出ていないといいます。
 指摘を行ったのは、国の認定を受けた再生医療の審査委員会で、第2西原クリニックは計画にない治療を中止しました。
 第2西原クリニックによると、患者本人の脂肪から取り出した「幹細胞」を数週間かけて培養し、患者の静脈に点滴する再生医療を2015年から実施。計画では、自己免疫疾患としてアトピー性皮膚炎などの6種類の病気を挙げるほか、変形性ひざ関節症なども対象にしていました。
 治療を受けたのはほとんどが韓国人で、費用は1人60万円といいます。韓国では規制が厳しくこの治療が受けられないため、日本に来ているといいます。幹細胞は京都市の韓国系企業が培養、加工していました。
 審査委員会は昨年末、「自己免疫疾患のカテゴリーに分類されないと思われる疾患名が散見される」などと指摘し、他の病気については計画を出し直すよう求めました。
 第2西原クリニックによると、他の病気は「慢性疲労症候群」など3つの病気が中心で、治療を受けていたのは韓国人を中心に約500人。これらの病気の計画を出し直したものの、今年8月に却下されました。
 第2西原クリニックの理事長は、「計画には代表的な6種類を羅列し、頻度の少ないものはひとくくりに『など』と記載していた」と主張。「疑義が出た疾患については誤解を招く恐れがあるので、昨年12月から中止した」と説明しています。

 2018年10月16日(火)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。