■マダニ媒介の日本紅斑熱で女性死亡 静岡県伊豆の国市 [健康ダイジェスト]
静岡県は24日、伊豆の国市内の70歳代の女性がマダニが媒介する感染症「日本紅斑熱」で23日に死亡したと発表しました。県内で報告があった今年の感染者は現在4人で、死亡は初めて。感染者は、2017年の6人に次いで多くなっています。
県によると、女性は7月22日、意識不明となって県東部保健所管内の医療機関に緊急搬送され、医師が診断したところ発熱や体に赤い斑が出る症状があり、翌23日深夜に、多臓器不全で死亡しました。県が女性の血液の検査を行ったところ、日本紅斑熱の病原体が検出されました。マダニにかまれた時期、場所などは、不明。
日本紅斑熱は病原体の日本紅斑熱リケッチアを保有するマダニにかまれることで感染し、かまれて2日から8日間で高熱、発疹が出て、重症化すると死亡するという感染症。人から人へは二次感染しません。県内では2017年に、日本紅斑熱で2人が死亡しています。
マダニは、山や森の草むらなどに生息し、春から秋にかけた暖かい季節に活動が盛んになることから、静岡県は県民に対して、山などに入る場合は長袖や長ズボンを着用するなど肌の露出を少なくすることや、屋外での活動の後に発熱や発疹といった症状がみられた場合は速やかに医療機関を受診するよう注意を呼び掛けています。
2019年7月25日(木)
県によると、女性は7月22日、意識不明となって県東部保健所管内の医療機関に緊急搬送され、医師が診断したところ発熱や体に赤い斑が出る症状があり、翌23日深夜に、多臓器不全で死亡しました。県が女性の血液の検査を行ったところ、日本紅斑熱の病原体が検出されました。マダニにかまれた時期、場所などは、不明。
日本紅斑熱は病原体の日本紅斑熱リケッチアを保有するマダニにかまれることで感染し、かまれて2日から8日間で高熱、発疹が出て、重症化すると死亡するという感染症。人から人へは二次感染しません。県内では2017年に、日本紅斑熱で2人が死亡しています。
マダニは、山や森の草むらなどに生息し、春から秋にかけた暖かい季節に活動が盛んになることから、静岡県は県民に対して、山などに入る場合は長袖や長ズボンを着用するなど肌の露出を少なくすることや、屋外での活動の後に発熱や発疹といった症状がみられた場合は速やかに医療機関を受診するよう注意を呼び掛けています。
2019年7月25日(木)
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