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■新型コロナウイルス感染の香港男性が乗船したクルーズ船、横浜港に帰港へ 3日夜に [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスへの感染が確認された香港の男性が乗船していた日本発着のクルーズ船が、3日夜、周遊を終えて横浜港に戻ることから、厚生労働省は、男性と接触した人の特定を進めるとともに、乗客が上陸する際の検疫など、水際対策を徹底することにしています。
 香港の衛生当局によりますと、香港に住む80歳の男性が、横浜港から出港した日本発着のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗って帰国した後、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
 男性は、1月17日に飛行機で東京に到着した後、20日に横浜港から出発したクルーズ船に乗船し、25日に香港に到着したということです。
 男性は、乗り込む前日の1月19日からせきが出始め、帰国後の30日に発熱の症状が出たため病院で検査を受け、2月1日に感染が確認されました。
 客船運営会社「カーニバル・ジャパン」によりますと、このダイヤモンド・プリンセスは、1月22日に鹿児島に寄港し、25日に香港に寄港した後、ベトナムや台湾に加え、2月1日には沖縄県の那覇にも立ち寄り、3日夜、横浜港に戻る予定だということです。
 同社によると、クルーズ船の乗客定員は約2700人、乗組員は約1100人。
 船内でサービスに当たっている乗組員などは、船内のメディカルセンターで医師が問診を行っており、これまでに発熱などの症状を訴えた人は出ていないということです。
 厚労省は、香港の男性と船内で接触した人の特定を進めるとともに、乗客が横浜港で上陸する際に検疫を行うなど、水際対策を徹底することにしています。 
 菅官房長官は午前の記者会見で、新型コロナウイルスへの感染が確認された香港の男性が乗船していたクルーズ船について、「今後、横浜港に入港予定であり、検疫法に基づいて検疫を行うなど適切に対応していく」と述べました。
 また、中国の湖北省武漢市から希望する人を帰国させるチャーター機の第4便について、菅官房長官は「希望する邦人全員が帰国できるよう、あらゆる手段を尽くして調整を進めているが、中国側との調整やさまざまな準備の関係上、次のチャーター機の派遣は今週半ば以降の運用にならざるを得ない」と述べました。その上で中国籍の配偶者や家族の搭乗については、「中国政府の方針を踏まえつつ、何ができるか、関係方面と調整を進めているところだ」と述べました。
 一方、1日から実施している、入国申請前の14日以内に中国の湖北省に滞在歴がある外国人などの入国を拒否する措置を巡り、1日時点で、入国が拒否された外国人は5人に上ったことを明らかにしました。

 2020年2月3日(月)

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