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■新型コロナウイルスの病気、正式名称は「COVIDー19」 WHOが命名 [健康ダイジェスト]

 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は11日、スイスのジュネーブで記者会見を開き、中国を中心に感染が拡大している新型のコロナウイルスが引き起こす病気について、「COVID(コビッド)ー19」と名付けたと発表しました。
 これまで使われていた「コロナウイルス」という単語は、この病気が属するウイルス群の名称で、病気そのものを指してはいませんでした。一方、この新型ウイルス自体の名前は、国際ウイルス分類委員会(ICTV)によって「SARSーCoVー2」と名付けられています。
 COVIDー19は、「コロナ(Corona)」、「ウイルス(Virus)」、「病気(Disease)という英語表記と、この病気がWHOに報告された「2019年」の組み合わせでできています。
 テドロス事務局長は、「地理的な位置や動物、特定の個人や集団に言及せず、かつ発音しやすく、病気そのものに関係のある名前を探さなければなからなかった」と説明。
 「不正確だったり反感を引き起こすような名前の使用を阻止するためにも、正式名称を決めるのは重要なこと。将来、他のコロナウイルスが流行した時の基準フォーマットにもなる」と述べました。
 一方、新型コロナウイルスの治療法やワクチンの開発などについて協議する専門家の会合も、11日からジュネーブで始まりました。電話やインターネットを通じた参加も含めて、世界各地の研究者や中国で治療に携わる医療関係者など約400人が12日までの2日間、意見を交わし、有効な治療法の確立やワクチン開発に向けた計画を作成することにしています。

 2020年2月12日(水)

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