■新型コロナウイルス、中国の死者2592人に 新たに150人確認 [健康ダイジェスト]
中国では新型コロナウイルスに感染した人が7万7000人に上り、死亡した人は2500人を超えました。こうした中、3月5日から始まる予定だった全国人民代表大会(全人代)の延期が24日にも決まる見通しで、政治日程にも大きな影響がおよぶことになります。
中国の保健当局である国家衛生健康委員会は、新型コロナウイルスに感染して23日新たに150人の死亡が確認され、中国での死者は2592人になったと発表しました。また中国での感染者の数は、新たに409人増えて、合わせて7万7150人となりました。
新たな死者について国営新華社通信は、海南省で死亡した55歳の医師1人を除けば、全員が流行の中心地となっている湖北省で確認されたとしています。また、新たな感染者409人についても、大半が湖北省で報告されたもので、省外での感染例は11人だけで、全国に31ある省や直轄市、自治区のうち24で新たな感染が確認されなかったと伝えています。
ただ、習近平国家主席は依然として感染の拡大に危機感を示しており、北京では24日午前中から全人代の常務委員会が開かれ、重要政策を決める全人代の日程などについて審議されています。
全人代は3月5日から始まる予定でしたが、延期を正式に決めるものとみられ、今後の政治日程にも大きな影響がおよぶことになります。
一方、中国の保健当局によりますと、世界保健機関(WHO)が主導する国際的な調査チームのメンバーが23日までの2日間、感染状況が最も深刻な湖北省武漢で調査し、保健当局と意見交換を行ったということです。
2020年2月24日(月)
中国の保健当局である国家衛生健康委員会は、新型コロナウイルスに感染して23日新たに150人の死亡が確認され、中国での死者は2592人になったと発表しました。また中国での感染者の数は、新たに409人増えて、合わせて7万7150人となりました。
新たな死者について国営新華社通信は、海南省で死亡した55歳の医師1人を除けば、全員が流行の中心地となっている湖北省で確認されたとしています。また、新たな感染者409人についても、大半が湖北省で報告されたもので、省外での感染例は11人だけで、全国に31ある省や直轄市、自治区のうち24で新たな感染が確認されなかったと伝えています。
ただ、習近平国家主席は依然として感染の拡大に危機感を示しており、北京では24日午前中から全人代の常務委員会が開かれ、重要政策を決める全人代の日程などについて審議されています。
全人代は3月5日から始まる予定でしたが、延期を正式に決めるものとみられ、今後の政治日程にも大きな影響がおよぶことになります。
一方、中国の保健当局によりますと、世界保健機関(WHO)が主導する国際的な調査チームのメンバーが23日までの2日間、感染状況が最も深刻な湖北省武漢で調査し、保健当局と意見交換を行ったということです。
2020年2月24日(月)
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