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■新型コロナウイルス、千葉県で新たに4人の感染確認 保育士や福祉施設利用者ら [健康ダイジェスト]

 千葉県内に住む男女、合わせて4人が新型コロナウイルスに感染していることが7日、新たに確認されました。このうち市川市に住む男女3人は、6日に職員の感染が判明した福祉施設の利用者とその家族で、松戸市に住む1人は、東京都内で勤務する保育士の女性だということです。
 新たに感染が確認されたのは、千葉県市川市に住む80歳代の女性、それにいずれもその息子夫婦で60歳代の男性と、60歳代の女性です。
 千葉県によりますと、80歳代の女性は2月26日に軽いせきの症状が出たため、2日後に医療機関を受診しました。
 その後、5日に別の医療機関を受診して入院し、肺炎を起こしていることが判明したため検体を採取して6日、ウイルス検査の結果、感染が確認されました。呼吸の管理を始めるなど、症状はやや重いということです。
 また、女性と同居している、息子で60歳代の男性と、その60歳代の妻の感染が判明したということです。2人とも症状は軽いということです。
 80歳代の女性は、6日に感染が確認された50歳代の男性が勤務している市川市内の福祉施設に通っていたということで、この施設は3月21日まで休業し約50人の濃厚接触者の健康観察が行われることになっています。
 県は、スポーツクラブの利用者など、市川市内で感染者が相次いでいることから、新たに市との合同対策チームを作り、感染拡大の防止に取り組みたいとしています。
 一方、松戸市の20歳代の保育士は2月27日の夜に37度8分の熱が出ましたが、翌日は電車を利用して東京都内の保育所で勤務し、体調が悪化したため、医療機関を受診しました。
その後、熱が下がるなどしたため、3月3日から5日にかけては、勤務を続けていたということです。
 その後も体調が回復しないため、6日に受診した医療機関で検体を採取し、7日に感染が確認されました。
 発症前の2週間以内に海外渡航歴はなく、肺炎患者との明確な接触も確認されていないということで、県は東京都に連絡して、濃厚接触者の調査を依頼しました。
 今回の4人を合わせて、千葉県内の感染者は21人となっています。
 新型コロナウイルスの感染が市川市などで拡大していることを受けて千葉県の森田健作知事は、「介護などに携わる県内の事業者については、不要不急の外出を控えるよう依頼することにした。ウイルスの正体がよくわかっていないので、感染拡大の防止に向けてできることをやっていきたい」と話していました。

 2020年3月7日(土)

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