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■新型コロナウイルスに「L型」「S型」があり感染力に差 北京大などが発表 [健康ダイジェスト]

 中国の北京大学などの研究者チームは4日までに、新型コロナウイルスは二つの型に分類でき、感染力に差があることがわかったと中国の英文科学誌「ナショナル・サイエンス・レビュー(国家科学評論)」に発表しました。
 中国の内外で解読された新型コロナウイルスのサンプル103例の遺伝子配列を調べ、うち101例を「L亜型」か「S亜型」に分類しました。S型は全体の30%を占め、それが変異したL型が全体の約70%を占めるといい、L型のほうがS型より感染力が強いとみられ、湖北省武漢市で爆発的流行が起きた時期に多く確認され、1月初旬以降は減少しました。
 S型は、コウモリから検出されたコロナウイルスに遺伝子的に近く、古い型とみられます。一つの型にだけ感染する症例が大半だったものの、武漢市への旅行歴のあるアメリカの患者1人は、両方の型に感染した可能性がありました。
 一方、北京市の病院は4日、新型肺炎と脳炎を併発した患者を1人確認したと明らかにしました。脳脊髄液から新型コロナウイルスを検出し、ウイルスが中枢神経に及ぶ危険性に注意するべきだとしています。

 2020年3月10日(火)

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