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■世界の新型コロナウイルス感染者324万7648人 世界各国で経済活動制限緩和の動きも [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は、日本時間の1日午前3時の時点で、324万7648人となりました。
 感染者数を国別にみますと、アメリカが105万3036人と最も多く、次いでスペインが23万9639人、イタリアが20万5463人、イギリスが17万2478人、フランスが16万6628人などとなっています。
 また、世界全体で死亡した人の数は23万804人で、国別ではアメリカが6万1717人、イタリアが2万7967人、イギリスが2万6771人、スペインが2万4543人、フランスが2万4087人などとなっています。
 一方、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため世界各国でとられてきた外出や経済活動を制限する措置について、新たな感染者数の減少を受けて制限の緩和に踏み切る国が相次いでいます。
 ヨーロッパでは、感染者が増加するペースが緩やかになっているとして、経済活動の再開が段階的に始まっています。
 このうち、ヨーロッパ最大の経済大国ドイツでは、4月20日から一部の店舗の営業が再開され、2万人を超える人たちが死亡したフランスやスペインでも、5月から段階的に商店や学校を再開させる方針です。ベルギー、5月4日から外出制限を緩和していく予定です。
 また、ニュージーランドでも、4月28日から飲食店の営業などが再開されました。感染者数がまだ数十人だった時から厳しい制限を行い、封じ込めに成功しており、4月27日の感染者は3人だけとなっています。4月27日の感染者が7人となったオーストラリアでは、ビーチの閉鎖が28日に解除されました。
 東南アジアでは、タイが5月末まで非常事態宣言を延長する一方、各地で休業措置がとられている店舗について、3日から一部の営業再開を認めるとしています。
 いずれの国も、新たな感染者数が急増するなど事態が悪化した場合は再び外出制限などの措置をとる構えで、状況を見極めながら慎重に制限の緩和を進めています。
 感染者数が100万人を超えているアメリカでは、増加ペースが下がったとはいえ、日々の感染者は2万人を超えています。早く経済活動を再開させたいドナルド・トランプ大統領は、全土での検査数を増やすことを決めました。専門家から、「検査数は不十分で感染の実態が把握できておらず、経済再開すべきではない」と指摘されていたためです。
 感染状況が最も深刻なニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は「5月15日、州全体の外出禁止措置が期限を迎えるが、多くの地域で延期するつもりだ。ただし、一部の地域では規制措置を緩和できるかもしれない」と述べました。いち早く経済活動の再開に踏み切ったジョージア州などでは、レストランなどの営業再開も解禁されましたが、多くの店は自粛を続けているといいます。

 2020年5月1日(金)

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