■厚労省、「抗原検査」を13日に承認へ 新型コロナウイルス感染を短時間で判定 [健康ダイジェスト]
新型コロナウイルスへの感染を短い時間で調べることができる「抗原検査」について、厚生労働省は13日に薬事承認することになりました。当面は、感染者が多い地域の専門外来などを中心に使われる見通しです。
抗原検査は、新型コロナウイルスへの感染の有無を調べる簡易検査で、インフルエンザの検査のように、鼻の奥をぬぐった検体を含む液をキットにたらして線が浮かび上がるかを確認します。
現在行われているPCR検査と違い、特別な技術は必要なく、30分ほどで結果が得られます。
厚労省は、この抗原検査の検査キットを13日に承認することになり、承認後、保険適用の上、速やかに実用化する方針です。
当面は、東京都、神奈川県、大阪府、北海道など感染の多い地域の「帰国者・接触者外来」などを中心に使用される見通しで、インフルエンザの検査のように一般の診療所で広く受けられるわけではありません。
また、抗原検査はウイルスに特徴的なタンパク質を発見する方法で、PCR検査に比べて精度が低く、感染している人でも陽性とならない場合もあるということです。
検査キットを製造する富士レビオ(東京都新宿区)によりますと、1週間で20万個のキットを供給できるということです。
加藤勝信厚生労働大臣は12日朝の閣議の後の記者会見で、「迅速な検査で陽性かどうかを判断し、陰性の人は改めてPCR検査を行う」と述べ、PCR検査を補完する役割として活用する考えを示しました。
2020年5月12日(火)
抗原検査は、新型コロナウイルスへの感染の有無を調べる簡易検査で、インフルエンザの検査のように、鼻の奥をぬぐった検体を含む液をキットにたらして線が浮かび上がるかを確認します。
現在行われているPCR検査と違い、特別な技術は必要なく、30分ほどで結果が得られます。
厚労省は、この抗原検査の検査キットを13日に承認することになり、承認後、保険適用の上、速やかに実用化する方針です。
当面は、東京都、神奈川県、大阪府、北海道など感染の多い地域の「帰国者・接触者外来」などを中心に使用される見通しで、インフルエンザの検査のように一般の診療所で広く受けられるわけではありません。
また、抗原検査はウイルスに特徴的なタンパク質を発見する方法で、PCR検査に比べて精度が低く、感染している人でも陽性とならない場合もあるということです。
検査キットを製造する富士レビオ(東京都新宿区)によりますと、1週間で20万個のキットを供給できるということです。
加藤勝信厚生労働大臣は12日朝の閣議の後の記者会見で、「迅速な検査で陽性かどうかを判断し、陰性の人は改めてPCR検査を行う」と述べ、PCR検査を補完する役割として活用する考えを示しました。
2020年5月12日(火)
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