SSブログ

■中国、国産ワクチンを北京市で初公開 コロナ対策で「成果」強調 [健康ダイジェスト]

 中国の首都北京で開催中の見本市で、中国産の新型コロナウイルスワクチンが初めて公開されました。中国は今、同ウイルスの流行に絡み、成果を強調する姿勢を示しています。
 今回公開されたワクチン候補2種は、北京市に拠点を置く製薬企業「シノバック・バイオテック(科興控股生物技術)」と国営の「シノファーム(中国医薬集団総公司)」が開発したもの。見本市のワクチン展示ブース周辺には7日、多くの人が集まっていました。
 どちらのワクチンもまだ市場には出ていないものの、両社ともに、重要な第3相臨床試験の終了後、年末にも承認されることを見込んでいます。
 シノバックは、北京市内に年3億回分を生産できる工場の建設を終え、2020年7月からは、医療関係者などへの「緊急投与」にもワクチンを提供しているといいます。
 新型コロナウイルス感染拡大の初期対応を巡り諸外国から批判を受ける中国は、別のストーリー展開を目指そうとしてきています。
 国営メディアや当局は現在、ウイルスとの闘いにおける成功談として、ウイルスが最初に拡大した中部・武漢市の復活を強調。
 また、世界経済に打撃を与えてきたこの前例のない公衆衛生への脅威に直面した中国のリーダーシップと回復力を示すため、国産ワクチン開発における進歩を前面にアピールしています。

 2020年9月8日(火)

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。