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■インフルエンザ患者、9月第1週は3人 昨年の1000分の1以下の水準 [健康ダイジェスト]

 9月6日までの1週間に全国約5000カ所の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者数が3人だったことが、厚生労働省のまとめで明らかになりました。昨年の同時期の1000分の1以下の低い水準で、新型コロナウイルス対策で手洗いやマスク着用の徹底など、国民の衛生意識の高まりが影響しているとみられます。
 厚労省は例年9月以降、指定する全国約5000カ所の定点医療機関から報告された患者数を毎週集計して公表しています。11日に公表された今季初の集計によると、8月31日~9月6日の1週間に岐阜県、大阪府、沖縄県で1人ずつ報告されました。
 昨年の同時期は、沖縄県で大流行が起こっていた影響で3813人に達しました。流行入り前のこの時期でも近年は数百人が報告される傾向があり、今季は異例の少なさです。
 昨冬のインフルエンザの累計推計患者数は、前年比4割減の729万人にとどまりました。新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が広がった影響などが、指摘されています。
 インフルエンザは通常、1月から2月にかけてピークを迎えます。厚労省の担当者は、「新型コロナの予防のために実践している対策はインフルエンザにも効果がある。引き続き予防の取り組みを徹底してほしい」と呼び掛けています。

 2020年9月15日(火)

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