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■新型コロナウイルスの感染を防ぐ人工抗体の迅速な作製に成功 名古屋大学 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに感染すると体内にできる「抗体」と同様のタンパク質を、迅速に人工的に作ることに名古屋大学などの研究チームが成功し、ウイルスの細胞への感染を抑えることも確認できたと発表しました。研究チームは、新しい治療薬の開発などに応用できる可能性があるとしています。
 抗体を人工的に作ることに成功したのは、名古屋大学の村上裕教授と名古屋医療センターの研究チームです。
 新型コロナウイルスに感染すると、体内に抗体と呼ばれるタンパク質が作られ、その後、ウイルスが細胞に入り込むのを防ぐとされています。
 これまで、抗体を人工的に作るには少なくとも数週間かかっていましたが、研究チームは10兆種類の人工抗体の候補の中から特定のウイルスに結び付くものを速やかに選び出すTRAP提示法(高速進化分子創製法)という新しい技術を開発し、新型コロナウイルスに対する抗体を4日間で作ることに成功したということです。
 また、人工的に作った抗体は新型コロナウイルスだけに非常に強く結合する特徴があり、ウイルスの細胞への感染を抑えることが確認できたということです。
 研究チームでは、この抗体を感染の有無を調べる検査や新しい治療薬の開発に応用できる可能性があるとしています。
 研究成果は、アメリカの科学雑誌「サイエンス・アドバンシズ」の電子版に19日、掲載されました。

 2020年9月20日(日)

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BobbyCobby

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by BobbyCobby (2020-09-20 21:05) 

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