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■世界の新型コロナウイルス感染者3458万人、死者102万人 インドの死者10万人超える [健康ダイジェスト]

 アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の3日午後3時の時点で、世界全体で3458万2924人となりました。
 また、亡くなった人はインドで10万人を超え、世界全体では102万7823人に上っています。
 感染者の多い国は、アメリカが733万2201人、インドが647万3544人、ブラジルが484万7092人、ロシアが118万8928人、コロンビアが84万1532人です。
 死者の多い国は、アメリカが20万8690人、ブラジルが14万4680人、インドが10万842人、メキシコが7万8492人、イギリスが4万2358人となっています。
 インド政府は3日、新型コロナウイルスによる死者数が10万842人になったと発表しました。死者が10万人を超えたのは、アメリカ、ブラジルに次ぎ3カ国目。アメリカに次いで世界で2番目に多い累計感染者数は650万人に迫っており、今後数週間でアメリカを超える勢いです。
 24時間の新規感染者数は、9月17日の発表で9万7894と世界最多を記録。以降も8万人を超える日が続いています。
 一方、インド政府は感染が縮小しつつあると主張して、2日の声明で「検査で陽性となった後に回復していない人数は、11日連続して100万人を割り込んだ」と説明、3日の発表でも、感染後に回復した人は感染者全体の約84%に上ると強調しました。
 政府は全土封鎖が始まった3月から閉鎖されたままの学校についても、「地方政府が10月15日から再開の判断を下せる」と再開を容認する姿勢を示しています。この間はオンライン授業が実施されていたものの、視聴機器がない貧困層の少女が授業を受けられず自殺するといった問題が起きました。
 一方、スペインの首都マドリードは2日、新型コロナウイルスの感染者数急増を受け、部分的なロックダウン(都市封鎖)措置を導入しました。
 新たな制限措置は、2日午後10時(日本時間3日午前5時)からまず14日間にわたり実施され、マドリードを始め、感染拡大ペースが加速している近隣9市町の450万人に影響が出ます。住民は通勤・通学の必要性、もしくは医療や法的な理由がない限りは地域から離れることができず、あらゆる不要な移動が制限されるものの、外出禁止令が出されるわけではありません。
 1日に発表された政令によると、過去14日間で人口10万人当たり500人以上の感染者が出たすべての地域で制限措置を導入する必要がありますが、この政令によって制限措置が課されるのはマドリード地域のみ。同国の他の地域では10万人当たりの感染者数がわずか300人なのに対し、同市では730人の感染例が出ています。
 だが、専門家らは、制限措置を課す感染者数の基準を低くすべきだと主張。対象となる地域が少なく、またタイミングも遅すぎて、制限措置の導入自体が非常に困難になると警告しています。
 保健問題の専門家、サルバドール・ペイロ氏は、9月初めに制限措置を課すべきだったと指摘。
 疫学者のフェルナンド・ガルシア氏は、3月から3カ月にわたり実施された封鎖措置に在宅勤務の推奨が含まれなかったことには驚いたとして、バーや飲食店の客数を室内で50%、テラス席で60%に減らすとした制限についても、もっと厳しくすべきだったと述べました。

 2020年10月3日(土)

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