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■デンカ、新型コロナ・インフル同時検査を実現 1回の検体採取で検査可能に [健康ダイジェスト]

 デンカは2日、新型コロナウイルスとインフルエンザの感染の有無を、1回の検体採取で診断できるようになったと発表しました。従来は新型コロナウイルスの検査用に採取した検体は、インフルエンザの検査には使えませんでした。冬に両者が同時に流行する恐れがあり、効率的に診断する必要性が高まっていました。
 デンカの新型コロナウイルスの検査キット「クイックナビ―COVID19Ag」向けに採取した検体を、同社が手掛けるインフルエンザ向けの検査キットでも使う許可を同日付で厚生労働省から得ました。
 新型コロナウイルスか季節性インフルエンザか鑑別しにくい患者に対し、地域の医療機関などで初期検査として活用されそうです。
 新型コロナウイルス向けの検査キットを使った検査で、鼻の入り口付近から採取した粘膜を検体に使うことも可能になりました。患者が医療従事者の監督のもとで検体を採取します。患者の負担を軽減するとともに、検体採取時の医者などの感染リスクも抑えられます。
 従来は鼻の奥の粘膜を使う必要があり、医師が採取していました。
 デンカは五泉事業所(新潟県五泉市)で最大1日10万件分の検査キットを生産しています。鼻から採取した検体で、新型コロナウイルスの抗原の有無を約15分で診断できます。

 2020年10月3日(土)

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