■東京都、新たに196人の新型コロナウイルス感染確認 全国で541人感染確認、11人死亡

　国内では２日午後６時半の時点で、東京都で196人、神奈川県で66人、大阪府で50人、千葉県で34人、埼玉県で30人、兵庫県で29人、沖縄県で25人など、全国で合わせて541人の新型コロナウイルスへの感染が新たに発表されました。また、大阪府で６人、神奈川県で３人、千葉県で１人、茨城県で１人の、合わせて11人の死亡の発表がありました。
　国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め８万4874人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて８万5586人となっています。
　亡くなった人は、国内で感染した人が1594人、クルーズ船の乗船者が13人の、合わせて1607人です。
　厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、２日時点で145人となっています。
　一方、症状が改善して退院した人などは、国内で感染した人が７万7219人、クルーズ船の乗客・乗員が659人の、合わせて７万7878人となっています。
　東京都は２日、都内で新たに10歳未満から90歳代までの男女合わせて196人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。９月22日までの４連休中に感染した人も引き続き確認されており、１日の感染の確認は９月29日が212人、30日が194人、10月１日が235人と、２日までの４日間は200人前後で推移しています。
　年代別では、10歳未満が７人、10歳代が11人、20歳代が48人、30歳代が47人、40歳代が25人、50歳代が21人、60歳代が17人、70歳代が12人、80歳代が６人、90歳代が２人です。
　196人のうち、およそ46％に当たる90人は、これまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ54％の106人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。
　濃厚接触者のうち最も多いのは、家庭内の感染で31人でした。４連休中に実家に帰省した父親から、妻と子供１人が感染したケースがあったということです。
　このほか、職場内が15人、会食が11人、施設内が８人などとなっていて、このうち会食では、少なくとも５人が４連休中の食事などで感染したということです。
　また、施設内では、練馬区の順天堂大学医学部附属練馬病院で、医師や患者など合わせて６人の感染が新たに確認されました。これでこの病院で感染が確認され、都に報告があったのは、合わせて49人になりました。
　さらに、青梅市の青梅市立総合病院で患者と職員１人ずつの感染が新たに確認され、これでこの病院での感染確認は60人になりました。
　これで都内で感染が確認されたのは、合わせて２万6169人になりました。また、２日死亡が確認された人はいませんでした。
　東京都によりますと、都内で２日までに感染が確認された２万6169人のうち入院中の人は、１日より56人減って1047人となっています。
　このうち都の基準で集計した２日時点の重症の患者は、１日と同じ22人でした。年代別にみると、50歳代が８人、60歳代と70歳代がそれぞれ６人、80歳代が２人。
　また、自宅で療養している人は、１日より５人減って412人。都が開設・運用している８つのホテルで療養している軽症や無症状の人は、１日より10人増えて256人。医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は、１日より32人減って336人。
　一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は、２万3709人となっています。

　２０２０年１０月２日（金）

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