SSブログ

■健康食品の広告、73%が不適切 臨床試験の都合よい結果強調 [健康ダイジェスト]

 臨床試験の結果を効果の根拠とした健康食品の広告など11件のうち、73%に当たる8件で、都合のよい試験結果だけを強調したり、矛盾したデータを無視したりする不適切な表現になっていたと、国保旭中央病院(千葉県旭市)や京都大などの研究チームが25日までに国際学術誌に発表しました。企業の試験を代行、支援する開発業務受託機関(CRO)国内大手5社による試験を調査しました。
 健康食品のうち、機能性表示食品は科学的根拠を届け出れば、国の審査なしで効果を表示できます。旭中央病院で研究チームに参加した染小(そめこ)英弘医師は、「国も事後的に抜き打ち検査をして措置命令を出しているが、網をくぐり抜けている製品がある。7割というのは衝撃的で、しっかりとした規制が必要だ」と話しました。
 チームは、公的データベースに登録された開発業務受託機関5社による臨床試験726件の中から100件を無作為に抽出し、食品に関する試験76件を調べました。回収命令が出た小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」サプリメントに関する試験は含まれていません。

 2024年4月27日(土)

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。