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■世界の新型コロナウイルス感染者3531万人、死者103万人 WHO、世界人口の1割が感染 [健康ダイジェスト]

 アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の6日午前3時の時点で、世界全体で3531万4104人となりました。また、亡くなった人は、103万8797人に上っています。
 感染者が最も多いのはアメリカで743万3828人、次いでインドが662万3815人、ブラジルが491万5289人、ロシアが121万9796人、コロンビアが85万5052人です。日本は8万5739人、中国は8万5470人、韓国は2万4164人。
 亡くなった人が最も多いのはアメリカで20万9928人、次いでブラジルが14万6352人、インドが10万2685人、メキシコが7万9088人、イギリスが4万2440人となっています。中国は4634人、日本は1599人、韓国は422人。
 一方、世界保健機関(WHO)での危機対応に当たる責任者は、これまでに世界の人口の約1割が新型コロナウイルスに感染し、いまだに世界の多くの人たちは感染のリスクにさらされているという見方を示しました。
 これは、WHOで危機対応を統括するマイク・ライアン氏が5日、スイスのジュネーブのWHO本部で始まった執行理事会で報告したものです。 
 この中でライアン氏は、新型コロナウイルスの感染が南アジアやヨーロッパ、中東などで増えているとした上で、「最新の推計によると、世界の人口の約1割が新型コロナウイルスに感染した可能性がある。それはつまり、いまだに世界の多くの人たちは感染のリスクにさらされているということだ」と述べました。
 世界の人口は約77億人で、約7億7000万人が感染したことになり、各国の公式発表に基づく集計結果の20倍を超えます。WHOは、実際の感染者数が確認された人数よりもかなり多いとの評価を示したことになります。テドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長も5日、新型コロナウイルスによる死者数が100万人を超えたことについて、「間違いなく実際の数はより多いだろう」と話しました。
 その上でライアン氏は、「パンデミックは続くが、感染を防止し、命を救うための手段はある。未来は我々の選択にかかっている」と述べ、引き続き手洗いや人との距離をとるなどの対策を続けるとともに、治療薬やワクチンの開発を加速させていく必要性を強調しました。
 このほか、新型コロナウイルスがどのように広がったかを調べるため中国に送るとしている国際的な調査団について、ライアン氏は「参加する専門家の候補を世界各国から集め、リストはすでに中国当局に提出した」と述べましたが、具体的な名前や派遣の時期については発言しませんでした。

 2020年10月6日(火)

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