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■新型コロナウイルス、相当数の感染者に深刻な後遺症 WHOが警鐘 [健康ダイジェスト]

 世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は11月30日、オンラインでの記者会見で、新型コロナウイルスは「相当数の人々に、幅広く深刻な長期的影響を与えている」と述べ、感染後の症状長期化に警鐘を鳴らしました。ここ数カ月のうちに、子供を含めて年齢や性別を問わず、後遺症の報告を受けているといいます。
 テドロス事務局長は、「懸念が大きいのは、症状の幅広さだ」と指摘。時間の経過で症状は変動し、体内のあらゆる器官に影響を及ぼし得るといいます。具体的な例として「疲労感を始め、せき、息切れから、肺や心臓を含む主要臓器の炎症と損傷、神経系や心理面での影響」を挙げました。
 まだ正確な数は把握できていないものの、入院患者・非入院患者の双方で症状が残る例が報告されており、「回復まで数カ月を要することもある」として、予防の徹底を呼び掛けました。
 テドロス事務局長は、あえて感染を広げる「集団免疫」戦略について、「いかに道徳的に無節操で、実行不可能かを改めて感じている」と強調し、安全なワクチンを公平に分配できる場合にのみ集団免疫が可能になると説明しました。

 2020年11月1日(日)

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