■イスラエル、コロナワクチン4回目接種へ 世界初 [健康ダイジェスト]
イスラエルは21日、新型コロナウイルスのワクチンの4回目接種を開始する方針を明らかにしました。イスラエルメディアによると、4回目接種を進める国は世界初といいます。
イスラエルのパンデミック専門家らが、60歳代以上の人と医療関係者、免疫不全者への4回目接種を推奨し、ナフタリ・ベネット首相はこれを歓迎し、関係者に準備を指示しました。
イスラエルではこの日、オミクロン型に感染した人の死亡が初めて確認されました。保健省は、同国内のオミクロン型の感染者は少なくとも340人に上っているとしています。市中感染も始まっており、ワクチン接種を3回受けた人からもオミクロン型の感染者が出ています。
ワクチンの4回目接種の方針は、保健当局幹部の正式承認を受ける必要があります。しかし、ベネット首相は、3回目の接種から4カ月以上の間隔を置いて、4回目を実施したい考えを明らかにしました。
ベネット首相は、「オミクロン型の波が世界を飲み込みつつある中、その波を乗り切るのを助けてくれる素晴らしい知らせだ」と述べ、できるだけ早く接種を受けるよう国民に呼び掛けました。
新型コロナウイルスのワクチンが登場した当初、イスラエルは素早く接種を進め、接種率も比較的高くなりました。だが現在、2回の接種を済ませたのは、国民930万人の約63%にとどまっています。イスラエルは14歳未満が人口の約3分の1を占めるなど、比較的「若い」国であることも一因となっています。イスラエルはワクチン接種の先進国で、人口の4割以上が3回のワクチン接種を受けている。
こうした状況を打破するため、イスラエル政府は先月、5歳以上の子供も接種対象にすると発表。ベネット首相は21日、対象の子供全員について、2週間以内にワクチン接種を受けるよう求め、そのことが新たな感染の波を「遅らせ、減速させ、弱める」ことにつながると述べました。
イスラエルはロックダウン(都市封鎖)を避けつつ、新型コロナウイルス対策としてアメリカ、ドイツ、イタリア、カナダなどの国々への渡航を禁止しています。
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、同国の新型コロナウイルスの感染者は、これまでに136万人を超えています。死者は約8200人となっています。
2021年12月23日(木)
イスラエルのパンデミック専門家らが、60歳代以上の人と医療関係者、免疫不全者への4回目接種を推奨し、ナフタリ・ベネット首相はこれを歓迎し、関係者に準備を指示しました。
イスラエルではこの日、オミクロン型に感染した人の死亡が初めて確認されました。保健省は、同国内のオミクロン型の感染者は少なくとも340人に上っているとしています。市中感染も始まっており、ワクチン接種を3回受けた人からもオミクロン型の感染者が出ています。
ワクチンの4回目接種の方針は、保健当局幹部の正式承認を受ける必要があります。しかし、ベネット首相は、3回目の接種から4カ月以上の間隔を置いて、4回目を実施したい考えを明らかにしました。
ベネット首相は、「オミクロン型の波が世界を飲み込みつつある中、その波を乗り切るのを助けてくれる素晴らしい知らせだ」と述べ、できるだけ早く接種を受けるよう国民に呼び掛けました。
新型コロナウイルスのワクチンが登場した当初、イスラエルは素早く接種を進め、接種率も比較的高くなりました。だが現在、2回の接種を済ませたのは、国民930万人の約63%にとどまっています。イスラエルは14歳未満が人口の約3分の1を占めるなど、比較的「若い」国であることも一因となっています。イスラエルはワクチン接種の先進国で、人口の4割以上が3回のワクチン接種を受けている。
こうした状況を打破するため、イスラエル政府は先月、5歳以上の子供も接種対象にすると発表。ベネット首相は21日、対象の子供全員について、2週間以内にワクチン接種を受けるよう求め、そのことが新たな感染の波を「遅らせ、減速させ、弱める」ことにつながると述べました。
イスラエルはロックダウン(都市封鎖)を避けつつ、新型コロナウイルス対策としてアメリカ、ドイツ、イタリア、カナダなどの国々への渡航を禁止しています。
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、同国の新型コロナウイルスの感染者は、これまでに136万人を超えています。死者は約8200人となっています。
2021年12月23日(木)
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