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■京都府でコロナ飲み薬「モルヌピラビル」を国内初投与 全国5000カ所以上で使用登録 [健康ダイジェスト]

 後藤茂之厚生労働相は28日、新型コロナウイルス感染症の軽症・中等症向け飲み薬「モルヌピラビル(商品名・ラゲブリオ)」について、京都府で27日に国内1例目となる患者への投与があったと明らかにしました。厚労省がアメリカのメルクからの申請を受けて24日に特例承認し、希望する医療機関や調剤薬局への配送を始めていました。
 同日開いた厚労省の専門家組織「アドバイザリーボード」の会合で、後藤厚労相が言及しました。京都府によると、患者は入院中の軽症の20歳代男性で、重症化リスクがあったといいます。
 モルヌピラビルは発症早期から1日に2回、5日間服用します。高齢や肥満といった重症化リスクのある患者が対象で、妊婦や妊娠の可能性がある女性は使用できません。
 国が買い上げ、薬を処方する医療機関や患者への薬の配送などに対応できる薬局に配分します。後藤厚労相によると、すでに約4000回分を約900施設に配送したといいます。全国で約2100の医療機関と約3100の調剤薬局が、供給を受けるために必要な登録を済ませました。
 厚労省はモルヌピラビルについて、160万回分の供給契約を結んでおり、年内に配送できるよう20万回分を確保しました。

 2021年12月28日(火)




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