■オミクロン型以降、世界で50万人死亡 累計感染者は4億人に [健康ダイジェスト]
世界保健機関(WHO)は8日、新型コロナウイルスのオミクロン型変異ウイルスが昨年11月に「懸念される変異型(VOC)」に指定されて以降、世界で1億3000万人が新型コロナに感染、50万人が死亡したと明らかにしました。
WHOのインシデントマネジャー、アブディ・マハムド氏はソーシャルメディアのライブ配信で、「有効なワクチンが普及している足元で50万人が亡くなっている。尋常ではない」と述べました。
さらに、「オミクロン型は軽症で済むといわれているが、初めて検出されてからこれだけの人数が亡くなっている点が見落とされている」とし、「悲劇を超えている」と語りました。
一方、アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、世界の新型コロナウイルスの累計感染者数は8日夕(日本時間9日朝)に4億人を超えました。世界の人口の約5%が感染した計算になります。死者数は累計で約576万人に達しました。
感染者数が累計1億人になるまでには1年超、2億人には約半年かかりました。約5カ月で3億人に達した後、わずか1カ月ほどで4億人に増えました。感染力が高いとされるオミクロン型変異ウイルスの広がりで感染者数の増加ペースが加速しています。
累計感染者数を国別でみると、世界最多はアメリカの約7700万人と全体の2割を占めています。オミクロン型の広がりとともに感染ペースが加速しました。
アメリカやヨーロッパではすでに感染者数がピークを過ぎたという指摘があります。ジョンズ・ホプキンス大学によると、アメリカでは7日の新規感染者数は7日移動平均で約26万人と、1月中旬のピークの3分の1程度にとどまっています。ヨーロッパでは重症化率の低さを考慮し、隔離などの規制を緩めて社会活動を再開させる動きが広がっています。
2022年2月9日(水)
WHOのインシデントマネジャー、アブディ・マハムド氏はソーシャルメディアのライブ配信で、「有効なワクチンが普及している足元で50万人が亡くなっている。尋常ではない」と述べました。
さらに、「オミクロン型は軽症で済むといわれているが、初めて検出されてからこれだけの人数が亡くなっている点が見落とされている」とし、「悲劇を超えている」と語りました。
一方、アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、世界の新型コロナウイルスの累計感染者数は8日夕(日本時間9日朝)に4億人を超えました。世界の人口の約5%が感染した計算になります。死者数は累計で約576万人に達しました。
感染者数が累計1億人になるまでには1年超、2億人には約半年かかりました。約5カ月で3億人に達した後、わずか1カ月ほどで4億人に増えました。感染力が高いとされるオミクロン型変異ウイルスの広がりで感染者数の増加ペースが加速しています。
累計感染者数を国別でみると、世界最多はアメリカの約7700万人と全体の2割を占めています。オミクロン型の広がりとともに感染ペースが加速しました。
アメリカやヨーロッパではすでに感染者数がピークを過ぎたという指摘があります。ジョンズ・ホプキンス大学によると、アメリカでは7日の新規感染者数は7日移動平均で約26万人と、1月中旬のピークの3分の1程度にとどまっています。ヨーロッパでは重症化率の低さを考慮し、隔離などの規制を緩めて社会活動を再開させる動きが広がっています。
2022年2月9日(水)
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