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■香港、24日から「ワクチン通行証明書」の提示を実施 [健康ダイジェスト]

 香港特別行政区政府は21日午後、「ワクチン通行証明書」実施の具体案を発表しました。
 蔡傑銘食物・衛生局副秘書長によりますと、「ワクチン通行証明書」プロジェクトは今月24日から実施されるということです。市民がショッピングセンターや店など商業施設に入る際、ワクチン接種記録の提示が求められます。また、第1段階すなわち4月29日までの期間中、12歳以上の市民は1回以上接種をしなければ入店が認められません。
 香港特別行政区政府が現段階で提供しているワクチンにはシノバック社のものと、上海のフォサン・ファーマシューティッカル社とドイツのビオンテック社が共同開発したmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンがあり、16日には第7陣の約125万回分のシノバック製ワクチンが北京から香港に運ばれています。
 香港では2月中旬以降、新型コロナウイルスの感染者が急増。中国政府は100人超の医療チームを派遣し、全面的な支援に乗り出しました。香港特別行政区政府は中国政府の方針に沿って「ゼロコロナ」政策を堅持するものの、感染収束の兆しは見えていません。
 香港は人口約740万人。これまでは厳格な入境規制と感染対策で感染拡大をほぼ封じ込めてきました。しかし、昨年12月に入境者ら隔離対象者が宿泊するホテルなどから感染が少しずつ広がりました。1日当たりの新規感染者は2月中旬以降、1000人を超える日が相次いでいます。大半はオミクロン型変異ウイルスの市中感染者とみられます。
 香港特別行政区政府は2月10日以降、公共の場所での3人以上の集まりを禁止。自宅など私的な場所に家族が集まるのも2組までに制限するなど、規制を強化しました。だが、その後も感染者はむしろ増えています。

 2022年2月22日(火)




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