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■入院したコロナ患者の3割、診断から1年後も倦怠感など後遺症 慶応大研究チーム [健康ダイジェスト]

  新型コロナウイルス感染症で入院した患者のうち、診断されてから1年が経っても、3割以上の人に倦怠(けんたい)感や呼吸困難など何らかの後遺症が残っていたことがわかりました。
 慶応大学の研究チームは、2020年1月から2021年2月にかけてコロナで全国27の医療施設に入院した18歳以上の男女1066人を対象に、後遺症についての追跡調査を行いました。
 1日、厚生労働省に新型コロナ対策を助言する専門家組織の会合で報告された調査結果によりますと、回答があったうち3割以上の人が診断から1年が経っていても、何らかの後遺症が残っていると答えたということです。
 1年後の症状は、倦怠感が最多で13%。次いで呼吸困難9%、筋力低下8%、集中力低下8%、睡眠障害7%、記憶障害7%の順で多くなりました。症状の多くは時間とともに減少していました。
 41~64歳の中年層に症状を訴える人が多くなりました。高齢層はせき、たん、関節痛、筋肉痛などが多いのに対し、若年層は感覚過敏、味覚障害、嗅覚障害、脱毛などの報告が多く、世代によって異なる特徴がありました。
 厚労省は、「結果を診療の手引きに盛り込み医療現場に周知していく」としています。

 2022年6月2日(木)




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