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■東京都、6月に熱中症疑いで搬送1517人 、17人死亡 過去10年で最多 [健康ダイジェスト]

 厳しい暑さが続く中、東京都内では6月、熱中症の疑いで救急搬送された人が合わせて1517人に上り、6月としては少なくとも過去10年で最も多くなったことがわかりました。
 東京都心は6月25日から30日にかけて6日連続の猛暑日となりましたが、東京消防庁によりますと、都内では6月30日、熱中症の疑いで6歳から97歳までの男女294人が病院に救急搬送され、3日連続で200人を超えました。
 これで6月の1カ月間に搬送された人数は速報値で合わせて1517人となり、6月としては少なくとも過去10年で最も多くなりました。昨年の同じ時期と比べると約6倍に上っています。
 このうち、搬送した時点で、10歳代から80歳代までの16人が重体、42人が重症、516人が中等症、943人が軽症でした。
 また、年代別にみますと、80歳代が384人と最も多く、次いで70歳代が285人、20歳代が147人となっており、高齢者だけでなく若い世代の搬送も多くなっています。
 警視庁や東京都監察医務院によりますと、東京都内では6月、熱中症の疑いで40歳代から90歳代までの男女合わせて17人が死亡しました。
 年代別では、80歳代が8人と最も多くなっています。
 また、17人のうち少なくとも13人は自宅などの屋内で倒れていたということです。
 このうち、新宿区では29日、1人暮らしの80歳代の女性が室内で倒れているのが見付かり、搬送先の病院で死亡しました。当時、エアコンはついていなかったということです。
 17人が亡くなったのは、6月としては少なくとも過去10年で最も多いということで、東京消防庁などは、我慢せずに冷房を使用し、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、屋外で人と2メートル以上距離が確保できる場合はマスクを外すなどして、対策を徹底するよう呼び掛けています。

 2022年7月2日(土)

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