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■アメリカ、新型コロナ派生型8割に 対策強化、入院も増加 [健康ダイジェスト]

 アメリカ疾病対策センター(CDC)は12日、国内で9日までの1週間に検出された新型コロナウイルスのうち、オミクロン型の派生型「BA・4」と「BA・5」が推定で計81%に上ったと明らかにした。BA・5が推定で65%を占め、BA・4も推定で16%を占めます。
 ジョー・バイデン政権は12日、ワクチン追加接種の推進など対策強化を発表しました。検査態勢を強化し、抗ウイルス薬の普及にも努めます。
 CDCによると、新規入院者数は増加傾向にあり、4月初めの4倍に達しました。感染者数と医療の逼迫状況から全国各地のリスクを3分類しており、屋内でのマスク着用が求められる「高リスク」地域は4月の段階で1%に満たなかったものの、現在は21%になりました。
 直近の新規感染者数は1日10万人余りで5月と同水準ですが、検査数が減少傾向にあります。陽性率は3月の2%台が18%に上昇しており、相当数の感染者が把握されていない可能性があります。

 2022年7月13日(水)

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