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■オミクロン型対応のワクチン接種、10月中旬以降に開始へ 厚労省 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は新型コロナウイルスのオミクロン型に対応したワクチンの接種を、2回目までのワクチン接種を終えたすべての人を対象に、10月中旬以降に開始する方針を決めました。
 厚生労働省は8日、専門家で作る分科会を開き、現在、国内で流行しているオミクロン型に対応したワクチンの接種について審議しました。
 その結果、高齢者の重症化を防ぐとともに若い世代も含め社会全体の免疫を上げるため、接種の対象を2回目までの接種を終えたすべての人として10月中旬以降に開始する方針を決めました。
 新しいワクチンは、今年初めごろに広がったオミクロン型の1つ「BA・1」と、従来の新型コロナウイルスの2種類に対応する「2価ワクチン」と呼ばれるものです。
 現在、国内で流行しているオミクロン型の1つ「BA・5」に対しても、ウイルスの働きを抑える中和抗体の値が上昇すると見込まれています。
 使用を想定しているのはファイザーとモデルナが開発中のワクチンで、薬事承認されれば9月中にも輸入し、自治体への配送を開始する見通しで、費用は公費で負担します。
 ただ、前回の接種とどの程度の間隔を空けるのかは明らかになっていないため、分科会では専門家から「オミクロン型に対応するワクチンを打つために10月まで接種を控える動きが広がる懸念がある」や「重症化を防ぐため、対象者で接種がまだの人は速やかに4回目の接種を受けてほしい」などの意見が出されていました。
 また、分科会では60歳以上の人などを対象に進められている4回目接種について対象を拡大するかについても議論が行われましたが、現段階では拡大せずに検討を続けることになりました。

 2022年8月9日(火)

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