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■新型コロナ5類移行後の感染者数、毎週金曜日に公表へ 厚労省が「定点把握」 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが「5類」に移行後の新規感染者数について、厚生労働省は27日、全国の特定の医療機関からの報告をまとめ、毎週金曜日に1週間分の感染者数を公表すると明らかにしました。初回は5月19日で、5月8~14日分を公表します。
 5月8日の5類移行に伴い、感染動向は「全数把握」から全国約5000の医療機関での「定点把握」に変わります。季節性インフルエンザの定点把握と同じ医療機関を基本に、患者数や年代、性別などを自治体を通じて毎週報告します。季節性インフルと同様に1医療機関当たりの患者数を都道府県ごとに示します。
 季節性インフルエンザでは、流行レベルを示す「注意報」「警報」の指標がありますが、新型コロナでは、感染者数以外にも医療逼迫(ひっぱく)など考慮すべき指標があることから、現時点では指標は設けません。ただ、流行状況を判断する目安として「第8波」が始まった昨年10月以降の定点1医療機関当たりの患者数と比較できるようにします。
 重症者や入院者数は全医療機関からの報告をもとに毎週金曜日に公表します。
 移行後は毎日の都道府県ごとの死者数の公表も原則終えます。以降は、一部自治体から死者数のデータを先に集め、例年と比べてどれほど増えたかをみる「超過死亡」を1カ月以内に公表します。初回の公表は6月9日を予定しています。「人口動態調査」を用いて情報を集め、2カ月後に総死亡者数、5カ月後に死因別死亡者数を把握します。

 2023年4月28日(金)

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