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■奈良県の30歳代男性が「はしか」感染、外国人観光客の接触者 [健康ダイジェスト]

 奈良県は8日、県内で新たに30歳代の男性1人がはしか(麻疹)に感染したことを発表しました。男性は、2月下旬にはしかへの感染が確認された外国人観光客の男性の接触者で、健康観察中だったということです。
 奈良県によりますと、郡山保健所管内在住の30歳代の男性は、5日に発熱し、医療機関を受診したところ、翌日はしかに感染していたことが発覚しました。現在は自宅で療養しており、症状は落ち着いているということです。男性は、過去に2回はしかの予防接種を受けたことがありましたが、2月に奈良市で、はしかに感染していた外国人観光客の男性と接触があったということです。
 男性は、発熱する前日の4日午前6時ごろに奈良市内でコンビニに立ち寄り、午後11時ごろには牛丼チェーン店で食事をとった後、午後11時20分ごろに朝とは別のコンビニを利用していました。マイカーで移動しており、公共交通機関の利用はありませんでした。
 奈良県は、発熱や発疹などの症状があり、はしかの発症に心当たりがある場合は、近くの保健所か医療機関に相談するよう呼び掛けています。
 奈良県内でのはしかの感染者は、今年2人目です。

 2024年3月13日(水)

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