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■病気 レーベル病 [病気(ら行)]

[フリーダイヤル]比較的急激な視力低下で始まり、視神経が委縮する遺伝性視神経症
 レーベル病とは、片目また両目の比較的急激な視カ低下で始まる遺伝性視神経症。レーベル遺伝性視神経症とも呼ばれます。
 主として、青年から中年の男性に多くみられます。母系遺伝を示す遺伝病であり、ミトコンドリアDNAの塩基配列に点突然変異が起こり、酸化的リン酸化効率の低下により、同一家系内で発症することがあります。誘因として、多量のアルコールや、たばこの摂取、糖尿病、頭部外傷などの環境因子が関与します。特発性視神経炎が発症の契機となることもあります。
 症状としては、片目また両目に、急性または亜急性の視力低下が起こり、視野の中心部分が欠ける中心暗点を伴います。その後、数カ月の間に、眼底にある視神経乳頭の耳側より委縮が徐々に始まり、1年以内に視神経全体が委縮に至ります。
 最終的には、視野の中心部分が強く欠ける中心暗点となって、多くの場合は視力は0.1以下となります。
[フリーダイヤル]レーベル病の検査と診断と治療
 レーベル病の検査 としては、蛍光眼底造影、視力検査、視野検査、画像検査、電気生理学的検査、心電図検査、遺伝子検査が行われます。
 レーベル病の急性期では、通常両目に異常が認められ、視神経乳頭は発赤、腫張(しゅちょう)し、血管は著しく拡張しています。委縮期では、視神経乳頭の耳側の蒼白(そうはく)化が進行し、血管の拡張はみられなくなります。
 視神経乳頭の変異、比較的急激な視力低下、遺伝子解析による特異的なミトコンドリアDNAの変異が確認されれば、レーベル病と診断されます。
 明らかな有効性が確認された治療法はないので、ビタミン剤、循環拡張剤などの投与が行われます。副腎(ふくじん)皮質ホルモン(ステロイド剤)の投与もされていますが、多くの場合は無効です。コエンザイムQ剤の投与も試みられていますが、有効性が確認されているわけではありません。
 西洋医学では視力回復が難しいとされていますが、東洋医学の鍼灸(しんきゅう)治療では、視力がかなり回復しているケースも報告されています。
 生活上の注意点として、過度の喫煙、過度の飲酒を避けます。また、糖尿病や高血圧を合併した場合は、コントロールを十分によくすることが大切です。

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■病気 緑内障発作(急性閉塞隅角緑内障) [病気(ら行)]

[フリーダイヤル]突然眼圧が高くなり、激しい目の痛みや頭痛が生じる緑内障
 緑内障発作とは、眼内液である房水の出口を虹彩(こうさい)の根部がふさぎ、房水の流出が障害されて、急激に眼圧が上昇する疾患。急性閉塞隅角(へいそくぐうかく)緑内障、閉塞隅角緑内障とも呼ばれ、放置すれば短期間に失明する可能性がある疾患です。
 房水の出口である前房隅角部が狭くなっている場合に、起こりやすくなります。その原因としては、生まれ付きの素因、また、強い遠視や老化のために、水晶体が膨らんで虹彩を持ち上げ、隅角部が狭くなることが挙げられます。さらに、精神的過労、睡眠不足、精神的な興奮、さまざまな生活上の誘因も考えられます。
 高頻度でみられるのは、50歳以上の遠視の女性です。
 自覚症状としては、急激な視力障害と、裸電球を見ると回りに虹(にじ)が見える虹視が特徴的。黒目の白濁、白目の充血、瞳孔(どうこう)の散大が起こるほか、激しい眼痛、頭痛、吐き気、嘔吐(おうと)などを伴うこともあります。
 頭痛や嘔吐が激しい時は、ほかの内科的疾患と誤りやすいので、注意が必要です。
 この緑内障発作の経過は急激で、視神経の急激な血行不良から神経線維が一気に、大量に死滅し、時には1日で失明してしまいます。発作が起きたら、数時間以内に専門医を受診します
[フリーダイヤル]緑内障発作の検査と診断と治療
 緑内障発作(急性閉塞隅角緑内障)では、目の症状以外に頭痛、吐き気、嘔吐などの全身症状がみられるため、眼科以外の内科や脳外科などの診療科を受診してしまうことがありますが、視覚障害がないかどうかの確認をすることが重要です。
 眼科の医師による検査では、通常は60〜80mmHgの急激な眼圧上昇と、隅角検査で閉塞隅角、充血や瞳孔の散大を認めます。
 治療では、まず目を冷やし、グリセリンの内服、縮瞳剤の点眼、高浸透圧剤の点滴などで、眼圧を下げるようにします。しかし、多くは再発するため、眼圧が下がったら、房水の出口を閉じている周囲虹彩切除を主とした手術や、レーザーによる虹彩切開を行います。
 最初は片方の目だけに発作が起こっても、早晩、両目に起こることが多いので、予防のために、もう一方の目の虹彩切除、またはレーザー切開が必要です。
 あらかじめ、緑内障発作を起こす危険性があることがわかれば、予防的処置を講ずることができますので、強い遠視の人、40歳すぎの人、眼球の前部にある前房が浅い、眼球が小さいなど生まれ付きの素因があると指摘されたことのある人では、定期的に緑内障の眼圧検査を受けることが大切です。
 日常生活では、紅茶、酒、コーヒーなどを大量にとることを控え、水分も控えます。

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■病気 老人性角化腫(日光角化症) [病気(ら行)]

[晴れ]長期間、紫外線を受けて起こる前がん性の皮膚変化
 老人性角化腫(しゅ)とは、長い年月に渡って日光紫外線を受けたことが原因で起こる前がん性の皮膚変化。日光角化症とも呼ばれます。
 日光紫外線を受けやすい顔面、耳、前腕、手の甲の皮膚に好発します。直射日光を受けて急性に起こるいわゆる日焼けとは異なり、長い年月に渡って慢性的に日光紫外線、特に中波長紫外線を受けることにより表皮細胞のDNAに傷ができるのが、その原因と考えられています。
 日光に含まれる紫外線は肉眼では見えませんが、皮膚に最も大きな影響を与えます。体がビタミンDを作り出すのを助ける働きがあるので、少量ならば紫外線は有益なものの、大量に浴びると遺伝物質であるDNAが損傷を受け、皮膚細胞が作り出す化学物質の量と種類が変わってしまうのです。
 発症者の年齢は、中高年層がほとんど。性差は、やや男性に多い傾向があります。日焼けの際に皮膚に紅斑(こうはん)を生じやすい人のほうが、褐色変化する人よりもなりやすいと見なされています。白色人種に比べて黒色人種、黄色人種では発症率が低く、日本人での発症率については沖縄県が高いという報告もあります。
 症状としては、黄褐色のかさぶたを伴う大きさ1〜3cmの紅褐色の皮疹(ひしん)が現れることが多く、角化した部分はかさかさしたうろこ状となり、ぼろぼろむけます。色が濃くなったり、灰色がかったりすることもあり、触れると硬く感じられます。周囲の皮膚は薄くなり、多少の赤みがあります。
 皮疹が1カ所だけにできることも、複数の部位にできることもあります。軽度のかゆみを訴えるケースもありますが、皮疹以外に自覚症状を来すことはまれ。皮疹は自然に消えることもあれば、同じ部位や別の部位に再発することもあります。
 老人性のいぼと間違いやすいので注意が必要なものの、前がん性の皮膚変化といっても実際に、扁平(へんぺい)上皮がん、または有棘(ゆうきょく)細胞がんにまで発展するケースは、数パーセントにとどまります。
[晴れ]老人性角化腫の検査と診断と治療
 老人性角化腫(日光角化症)では、いぼ(脂漏性角化症あるいは尋常性疣贅〔ゆうぜい〕)などと紛らわしいことがありますので、疑わしい場合は病変の一部を切り取って組織検査をする皮膚生検を行います。組織所見に基づいて、老人性角化腫を委縮性、ボーエン病様、棘融解性、肥厚性、色素性に分類することもあります。
 治療は通常、病変を液体窒素で凍結させて取り除きます。高齢者や角化部分の多発例では、液体窒素による凍結療法のほか、CO2レーザー照射なども行います。
 また、角化部分の多発例では、フルオロウラシル入りのローションやクリームを塗ることもあります。フルオロウラシルは皮膚の発赤、うろこ状のかさつき、角化症の部分とその周囲の日光で損傷した皮膚をヒリヒリさせるなどの作用を起こすため、この治療を行うと皮膚の状態は一時的に悪化したようにみえます。
 治療後も、外科的切除の取り残しがないことや再発の有無をみるため、定期的な経過観察が必要です。
 日常生活での注意点としては、一見正常にみえる皮膚も日光紫外線のダメージをすでに受けているので、新たな病巣を生じないためにも、サンスクリーンを使用するとともに帽子などで直射日光を避けるようにします。日光の紫外線が最も強いのは、1日の中では午前10時から午後3時までの日中、季節では夏、地域では海抜の高い場所です。

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■病気 老眼(老視) [病気(ら行)]

[フリーダイヤル]加齢により、近いところが見えにくくなる目の障害
 老眼とは、40歳前後から始まる老化現象によって、近いところが見えにくくなる目の障害。老視が正式名称です。
 近くの字が見えにくいなど、はっきり見える範囲が狭くなってくるのは、目の遠近調節の働きが衰えてくるためです。加齢とともに、目のピント(焦点)合わせをするレンズの役割を果たす水晶体の弾力性が衰え、調節に際しての屈折力が少なくなるのが、老眼の主な原因です。
 人間が目で物を見る時、毛様体という筋肉で、透明で凸状の形をしている水晶体の厚さを調整して、ピントを合わせます。例えば、近くを見る時は水晶体を厚くしてピントを合わせ、遠くを見る時は逆に水晶体を薄くしてピントを合わせるのです。しかし、毛様体自体の筋力が衰えたり、毛様体自体の機能が衰えなくても水晶体の弾力性が衰えると、いくら毛様体筋が水晶体の厚さを調整しようと思ってもできなくなります。
 また、一般的に老眼は近くが見えにくくなる症状ですが、実際には水晶体の弾力性が衰えているためピントが合う範囲自体が狭くなっているため、近くだけでなく、調節が必要となる範囲全体が見えにくくなっています。
 老眼の症状が出始めるのは個人差はありますが、40歳代初めから出る場合が多く、早い場合では30歳代で自覚するようになり、遅い場合でも50歳を過ぎたころには明白に老眼であることを自覚します。その進行は、ほぼ60歳くらいで停止します。
 もともと近視の人は、近いところがよく見えるために、老眼になるのは遅くなります。逆に、遠視の人は、近いところは見えにくいので、早く老眼になります。
 老眼の症状としては、今まで見えていた新聞、本、パソコンなどの近くの文字がぼやけたりして見えにくくなったが、少し離すとよく見えるというのが特徴です。通常、日常生活で字を読む時の距離である30センチ前後が見えにくくなった場合に、老眼の可能性が高くなります。
 その他、遠くはよく見えて疲れないのに近くを見ていると疲れる、薄暗い場所での視力が低下したような気がする、朝はよく見えるのに夕方くらいになると物が見えにくくなる、目がかすむことが多くなっている、などの症状が現れることもあります。
[フリーダイヤル]老眼の検査と診断と治療
 「おかしいな」と少しでも思ったら、眼科で診察を受ける必要があります。老眼(老視)が始まっているにもかかわらず、「気のせいだ」、「たまたまだ」、「そんなはずがない」とそのまま放置しておくと、目が疲れやすくなるだけでなく、目の疲れが体全体の疲れにつながって頭痛、肩凝り、吐き気、めまいなどが生じたり、老眼がより進行する可能性があります。
 眼科で診察を受けて眼科医に相談の上、適切な検査をへて自分に合う老眼鏡、または老眼用のコンタクトレンズを作ります。
 老眼鏡などを使用すると老眼がより進行すると思っている人もいるようですが、適切な検査を受けて作った老眼鏡、老眼用コンタクトレンズであれば症状が進行することはありません。100円均一ショップなどで市販されている老眼鏡は、必ずしも自分に合った度数ではありませんので、あまり勧められません。
 老眼鏡や老眼用コンタクトレンズを作る時は、新聞、本、パソコンなど、どのような場面で使いたいのか、新聞、本なら30センチ、パソコンなら40センチなど、具体的にどれほどの距離の文字を見たいのかを確認しておきます。
 近視の人が老眼になった場合、遠くも見えにくく、近くも見えにくくなるため、近視用の眼鏡と、老眼用の眼鏡の2つを用意しなければなりません。しかし、2つの眼鏡を使い分けることは面倒なため、実際には多くの人が遠近両用眼鏡を使用するようになります。
 通常の遠近両用眼鏡では、全体が遠くがよく見える近視用で、下の一部分が近くがよく見える老眼用になっています。少し前までは、近視用と老眼用のレンズの境目がはっきりとしていたため、遠近両用眼鏡とすぐにわかりました。最近の遠近両用眼鏡は、下へゆくに従って徐々に老眼用の度数になっていく多重累進焦点タイプが一般的になってきましたので、見た目は通常の眼鏡とそれほど区別は付かなくなってきています。
 ただ、遠近両用眼鏡の使い始めの頃は、目が疲れやすくなったり、視野が狭くなるなど、慣れるまでには多少時間がかかることがデメリットかもしれません。
 老眼鏡をかけることに抵抗がある人は、老眼用の遠近両用コンタクトレンズを作ることが選択肢の1つになります。
 老眼鏡は眼鏡のフレームで固定されますので視野が約120°という範囲に限られますが、老眼用コンタクトレンズでは180°と裸眼の視野と同等に広がります。雨の日や湿気の多い場所でレンズが曇ってしまう老眼鏡と違って、老眼用コンタクトレンズなら目の中は常に涙で潤っているので、曇るということもありません。
 しかも、目に密着している老眼用コンタクトレンズでは、物が大きく見えたり小さく見えたりすることはほとんどなく、裸眼に近い自然な見え方になります。 
 老眼鏡や老眼用コンタクトレンズは、老眼が始まったからといって、常に使用しなければならないわけでもありません。最初は見えにくい時、必要な時だけ使用するだけで十分で、老眼鏡にプラスして、毛様体筋(眼球)などを鍛えたり、食生活を改善することによって老眼から回復することができたり、老眼を予防することも可能です。
 なお、老眼は加齢とともに確実に進行しますので、最初に作成した老眼鏡や老眼用コンタクトレンズを数年間、使い続けることも決してよくありません。定期的に眼科で検査を受けて、常に自分に適した老眼鏡や老眼用コンタクトレンズを使用することが理想的で、検査は白内障や緑内障などの目の疾患の早期発見にもつながります。
 老眼用コンタクトレンズの寿命は、使用者の体質や目の状態、取扱い方法によって異なりますが、一般的には、酸素透過性ハードコンタクトレンズでは1.5年~3年、ソフトコンタクトレンズでは1年~2年となっています。
 老眼に対処する方法として、外科的な手術を受けることも選択肢の1つになります。今日では、老視矯正レーシックといって、エキシマレーザーという特殊なレーザーを使用して角膜中心部を遠方に、角膜周辺部を近方に合わせるように矯正するレーシック手術があります。水晶体はそのままにして、目の表面の角膜を収縮させてカーブをつけることによって、角膜がレンズのような役割を担ってくれるようにする治療方法です。
 外科的な手術として、遠近両用眼内レンズを目に入れる手術もあります。この手術の場合は、硬くなり、柔軟性のなくなってしまった水晶体を人工的に作った遠近両用眼内レンズと取り替えるというものです。この手術によって、老眼だけではなく、高齢者に多く見られる白内障の症状も回復させることができるとされています。

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