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■美白化粧品、カネボウの被害者1万人に近付く ほかの9社でも白斑を確認 [健康ダイジェスト]

 カネボウ化粧品は9日、美白化粧品で肌がまだらに白くなる「白斑(はくはん)」の被害が出ている問題で、9月1日の時点で合計9959人に症状が確認できたと発表しました。前回発表の8月25日時点から1281人増えました。
 同社員が被害を訴える人のうち1万863人を訪問し、9割を超える人に症状が確認されました。白斑が「3カ所以上」「5センチ以上の大きさ」「(明らかに)顔にある」の重い症状の人は3705人でした。重くはないものの、症状が確認できた人は3846人。回復したか、回復傾向にある人は2408人でした。
 一方、白斑の被害について厚生労働省は10日、カネボウ化粧品以外の9つのメーカーが製造した合わせて15種類の化粧品を使った計16人から、被害報告が寄せられたことを明らかにしました。報告は1製品当たり1~2人にとどまっているほか、医師の診断を受けていない例も含まれ、厚労省は「製品との因果関係は不明」としています。
 カネボウ化粧品で被害が相次いだことから、厚労省が8月、薬用化粧品や化粧品のメーカーに同様の健康被害がないか自主点検し、1カ月以内に報告するよう求めていました。同省によると、各メーカーから医薬品医療機器総合機構(PMDA)を通じ、8月8日~9月9日に報告を受けました。
 「精査が必要」として会社名や製品名は公表せず、PMDAで内容を分析した後、結果を公表するといいます。
 田村厚生労働大臣は、「医師の診断を受けていない人もおり、今後、専門家の意見も聞いて因果関係についてできるだけ早く分析したい」と話しています。

 2013年9月10日(火)




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