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■ゴルフに高齢者の記憶力改善効果 長寿医療研究センターなどが共同研究 [健康ダイジェスト]

 ゴルフが高齢者の記憶力を改善させる効果があるとの研究結果を23日、国立研究開発法人「国立長寿医療研究センター」(愛知県大府市)などの共同研究班が公表しました。
 主任研究者の島田裕之・同センター予防老年学研究部長は、「体を動かすことに加え、スコアを計算したり他の人と交流したりすることで認知機能が改善された可能性がある」と分析しています。
 共同研究には同センターのほか、ゴルフ関連団体で作る「ウィズ・エイジングゴルフ協議会」や東京大学、杏林大学が参加。ゴルフをほとんどしたことがない、またはほとんどしない65歳以上の男女53人(平均年齢70・1歳)に2016年10月から半年間、週1度のペースで24回ゴルフ教室に参加してもらい、教室に参加する前後の認知機能検査の点数を比較しました。
 その結果、単語を覚える単語記憶検査で6・8%、物語を聞いて筋書きを思い出す論理的記憶検査で11・2%の向上がみられました。
 一方、ゴルフはせず健康に関する講座を2回受けた65歳以上の男女53人では、半年間の記憶機能に変化はありませんでした。研究結果は近く、論文発表されます。
 島田部長は、「現段階において認知症の予防効果を持つかどうかは不明で、追跡調査が必要だ」としています。

 2018年3月26日(月)

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