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■沖縄県、はしかの流行に終息宣言 経済損失は4億2000万円 [健康ダイジェスト]

 今年3月以降、沖縄県内で流行が続いたはしか(麻疹)の感染について、沖縄県はこの4週間で新たな患者が確認されなかったとして11日、「流行が終息した」と宣言しました。
 沖縄県内では今年3月20日、台湾から沖縄を観光で訪れた男性にはしかの感染が4年ぶりに確認されて以降、感染が広がり、これまでに99人の患者が確認されました。
 しかし、5月16日以降、4週間にわたって新たな患者は確認されておらず、沖縄県は国の指針に基づき11日に「流行が終息した」と宣言しました。
 沖縄県によりますと、はしかの流行を受けて、県内では6月6日までにツアーや宿泊予約のキャンセルは746件、5572人に上り、大型連休と重なり、直接的な経済損害額は試算で約4億2000万円と観光に大きな影響が出たということです。
 また、はしかに感染した患者の約7割は20歳代から40歳代と予防接種を1回しか受けていない世代が目立ったほか、台湾の男性が県内各地を回って接触した観光業や接客業の人への感染の広がりが目立ったということです。
 沖縄県保健医療部の砂川靖部長は記者会見で、「ワクチンを2回接種している人の割合が95%を超えれば、ウイルスを持ち込まれても流行には至らないといわれており、今後もワクチンの接種率の向上に努めたい」と述べました。

 2018年6月13日(水)

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