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■新型コロナウイルス、和歌山県内の医師の感染確認 東京都内のタクシー運転手も [健康ダイジェスト]

 和歌山県によりますと、県内に住む50歳の日本人の医師の男性が新型のコロナウイルスに感染していることが、確認されました。
 この医師について和歌山県の仁坂吉伸知事は、湯浅町にある済生会有田病院に勤務する外科の医師と明らかにしました。
 1月31日に発熱や全身のけん怠感が出た後、2月3日から5日までは解熱剤を服用しながら勤務を続けていたということです。その後、13日になって感染が確認され、現在、入院中だということです。
 県によりますと、医師は発症前の14日間の間に中国への渡航歴はないということです。和歌山県で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、初めてです。
 社会福祉法人・済生会有田病院は、病院のホームページによりますと、1947年(昭和22年)に開設された和歌山県湯浅町にある病院で、病床数は一般病棟が104床、地域包括ケア病棟が40床、リハビリテーション病棟が40床です。
 2019年4月1日現在、職員数は313人で、このうち医師が常勤17人を含む39人、看護師・准看護師が131人などとなっています。
 また、東京都と厚生労働省によりますと、東京都内の70歳代のタクシー運転手の日本人男性が、新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたということです。
 タクシー運転手の男性は「中国人とみられる客を乗せたことがある」と話しているということで、東京都と厚労省は感染経路などを調べています。
 タクシー運転手の男性は、1月29日に発熱が確認され、2月6日から入院していましたが、13日、新型コロナウイルスについて感染が確認されたということです。タクシー運転手の男性は、羽田空港と都心部などを行き来していたとみられるということです。
 東京都内のタクシー運転手の男性が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたことについて感染症に詳しい東京医科大学の濱田篤郎教授は、「タクシーなど密室の空間では一般の人たちと比べ、感染するリスクがある」と指摘しました。
 その上で男性が「中国人とみられる客を乗せたことがある」と話していることについて、「武漢以外の中国人から感染した可能性もあり、国内で初めて、はっきりした感染経路をたどることが難しいケースになるかもしれない。その場合、今後、患者が一気に増える可能性があるので、医療機関の受入体制が整うまで、中国からの入国制限をさらに強化するなどの対策をとる必要がある」としています。

 2020年2月13日(木)

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