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■新型コロナウイルス、札幌市で新たに1人感染確認で北海道内83人に 新潟市で感染者新たに1人、新潟県内6人に [健康ダイジェスト]

 札幌市で市内に住む60歳代の男性が新型コロナウイルスに感染したことが新たに確認され、道内の感染者は83人になりました。
 新たに感染が確認されたのは、札幌市内に住む60歳代の団体職員の男性です。札幌市は本人の了解が得られなかったとして、具体的な職業や年齢を明らかにしていません。
 札幌市によりますと、男性は2月22日にせきや頭痛、全身のだるさがありましたが、その後、症状はなくなったということです。
 しかし3月1日に再び全身がだるくなり、市内の医療機関を受診したところ肺炎の症状があったため、検査の結果、4日に感染が確認されたということです。5日に札幌市にある北海道医療センターに入院しました。男性は症状は軽くないものの、会話はできるということです。
 札幌市保健所の山口亮感染症対策部長は、「一度症状が出た後に治り、再び症状が出るのは市内では初めてだ。症状がなくなってもウイルスが体に残るのかどうか個人差によるので、詳しい状況を今後明らかにしたい」と述べました。
 一方、新潟市の中原市長は5日午後1時から記者会見し、新たな感染者について明らかにしました。
 感染が確認されたのは新潟市中央区の70歳代の女性で、2日に感染が確認された40歳代の自営業の男性の母親で、4日、38度台の熱やけん怠感があり、検査の結果、5日陽性と判明しました。
 女性は無職で、2月29日から37度台前半の熱があり、3月2日に息子の男性の感染が確認されて以降、自宅待機を続けており、外出はしていないということです。
 女性は3人家族で、女性の夫については特に症状はなく、健康観察を続けているということです。
 新潟県内で感染が確認されたのは、これで6人となりました。
 また、中原市長は、女性の入院によって、新潟市民病院で今回のウイルスに対応できる6床すべてが埋まるため、今後の感染者が増えた場合に備え、県と協議をしていることを明らにしました。
 中原市長は、「人との擦れ違いや短時間の会話では感染の確率は低い。これまで通り、手洗いやせきエチケットの励行に加え、人混みを避けるなど注意をしてほしい」と述べました。
 一方、新潟市の担当者はこの後の説明の中で、東区の60歳代の感染者の女性が参加し、2月24日に亀田総合体育館で開かれた卓球大会について、「大会の規模からいって不特定多数に近く、現状では主催者に依頼してそれぞれのチームの代表に文書を出す」と述べました。
 その上で、この女性の対戦相手など濃厚接触者となる可能性のある人には、保健所から直接、連絡して状況を尋ね、それ以外の人については大会から2週間となる来週月曜日くらいまで健康観察を続け、発熱がある場合などには保健所に連絡するよう求めることにしています。

 2020年3月5日(木)

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