■新型コロナウイルス、山口県で新たに２人感染確認 京都府長岡京市で１人の感染確認

　山口県下関市は５日、新たに２人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表しました。２人は、３日に新型コロナウイルスへの感染が判明した市内住む40歳代の男性会社員の妻と子供。
　一方、京都府は５日、大阪市に住む30歳代の男性が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。男性は京都府長岡京市の実家に帰省している時に発熱やせきの症状が出て、陽性が確認されたということです。
　男性は、２月20日から28日までフィリピンを旅行した後、関西空港から南海電鉄と大阪メトロ、阪急電鉄、それにタクシーを乗り継いで、長岡京市にある実家に帰省したということです。
　その後、38度の発熱やせきが続き、検査の結果、５日に陽性が確認されました。男性の症状は軽いということですが、５日から入院するということです。
　男性はフィリピンから帰国する際は常にマスクを着用し、医療機関を受診した時以外は外出していないということです。
　京都府は、実家に住む母親と、一緒にフィリピンを訪れていた友人２人について、健康状態などを調べることにしています。
　京都府内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は６人となり、京都市以外では初めてです。
　さらに、大阪府は５日夜、大東市に住む40歳代の男性が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。男性は複数の感染者が確認された大阪市都島区のライブハウス「大阪京橋ライブハウスＡｒｃ」を２月16日に訪れていたということです。
　大阪府内で新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、合わせて18人となりました。

　２０２０年３月５日（木）

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