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■新型コロナウイルス「接触確認アプリ」 修正版を公開 厚労省、検知精度を改善 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は8日、新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触した可能性を通知するスマートフォン向けアプリ「COCOA(ココア)」のiOS版の修正版の配布を開始したと発表しました。接触を正しく検知していないことが疑われる事例が見付かっており、精度を改善しました。Android版の修正版も近く配布する予定。
 アプリは近距離無線規格「ブルートゥース」で利用者同士が1メートル以内に15分以上いた場合を自動的に検知し、接触記録をスマホに蓄積し、一方の感染が確認されると相手に濃厚接触の可能性があると通知します。
 厚労省によると、ブルートゥースの性質上、使用するスマホの機種や周辺環境によって計測する距離や時間に差が生じることがあります。利用者から「思い当たる節がないのに通知が届いた」「家族が感染して濃厚接触した可能性が高いのに通知されない」などの声が上がっていたといいます。修正版では、こうした差が生じないようプログラムを改良しました。
 ただ、これとは別に、「陽性者と接触した可能性がある」と画面に表示されたのに、アプリを開くと「陽性者との接触は確認されませんでした」と表示される現象も報告されており、同省が原因を調べています。
 ココアのダウンロード数は8日午後5時現在で1639万件、陽性登録件数は632件で、修正されるのは3回目です。
 アプリに関する不具合や意見は厚労省のサポートデスク(appsupport@cov19.mhlw.go.jp)まで。

 2020年9月10日(木)

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