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■9月の自殺者、8%増の1805人 女性が大幅に増え、前年比で3カ月連続増 [健康ダイジェスト]

 9月に自殺した人は全国で合わせて1805人で、前年の同じ時期より143人増えたことがわかりました。9月時点の累計は1万4974人で前年より546人少ないものの、今年7月以降、3カ月連続で前年の同じ時期よりも増えており、国は新型コロナウイルスの感染拡大などの影響について分析を進めています。
 警察庁によりますと、9月に自殺した人は速報値で全国で1805人となっています。これは前年の同じ時期に比べて143人、率にして8・6%増加しました。
 厚生労働省によると、新型コロナウイルス感染者が国内で初めて確認された1月以降、6月までの自殺者数は前年同月比で減少し続けました。しかし、7月は25人増の1818人、8月は251人増の1854人と増加に転じました。9月の1805人は、今年の月別では8、7月に次ぐ多さでした。
 男女別では、男性が前年よりも0・4%増えて1166人(前年同月比5人増)、女性が27・5%増えて639人(同138人増)となっており、特に女性の自殺者が大幅に増えています。
 都道府県別では、東京都が194人と最も多く、次いで埼玉県が110人、愛知県が109人、神奈川県が95人などとなっています。
 厚労省は自殺する人が増えたことについて、「詳しい原因はわからないが、重く受け止めている」とした上で、「新型コロナウイルスの影響で生活に不安を感じている人が多いと思うので、一人で悩みを抱え込まずに身近な人や支援機関、自治体の窓口に相談してほしい。また、周りにいつもと様子が違う人がいたら声を掛けてほしい」と呼び掛けています。

 2020年10月12日(月)

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