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■世界の新型コロナ新規感染者、初めて260万人を超す 1カ月で4倍強に増加 [健康ダイジェスト]

 世界の新型コロナウイルス感染者が、初めて1日当たり250万人を超えました。オミクロン型変異ウイルスの拡大が止まらず、医療機関の負荷も高まっています。
 アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、4日の新規感染者数は約260万人となりました。2021年12月初旬には60万人前後だったものの、オミクロン型の拡大とともに1カ月で4倍強に増えました。
 アメリカでは4日、新規感染者数が7日移動平均で約55万4000人に上りました。過去最多を更新しており、ニューヨーク州など東部が中心だった感染の波がフロリダ州など南部にも広がり始めました。
 アメリカ疾病対策センター(CDC)の推計によると、1日までの1週間に確認した症例のうちオミクロン型の比率は95・4%を占めました。別のデルタ型変異ウイルスから、ほぼ置き換わったとみられます。
 東部メリーランド州は4日、州内の感染者と入院患者の急増を受けて非常事態宣言を出しました。約1000人の州兵を派遣してコロナ検査会場を増設したり、患者の緊急搬送を支援したりします。ラリー・ホーガン知事は、「今後4〜6週間は最も困難な時期になる」と指摘しました。
 全米の州で3番目に人口が多い南部フロリダ州も感染者数が増え続け、地元メディアによると、州南部の病院で産科の患者の受け入れを一時停止しました。
 南部はワクチンの接種割合が低いことも懸念材料で、アラバマ州の全人口に占める接種完了者の割合は48%と全米平均(62%)を大きく下回ります。51%のジョージア州も患者の急増で医療システムが窮迫しており、州は医療スタッフ約1000人を追加する目標を打ち出しました。
 アジアでは、インドで感染再拡大の兆しが出ています。4日の新規感染者数は約5万8000人と、1週間前に比べて6倍となるなど急速に感染が広がっています。4日にオミクロン型感染による死者が初めて確認され、死亡した男性は糖尿病を患っていたといいます。
 南アメリカでは、アルゼンチンが感染拡大の中心地になっています。4日の新規感染者は8万人を超え、オミクロン型の流行によるものとみられています。1カ月前の2021年12月上旬は2000人前後でした。

 2020年1月6日(木)




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