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■イタリア、50歳以上のワクチン接種を義務化 新規感染者は過去最多の18万9000人 [健康ダイジェスト]

 フランスで5日、新型コロナウイルスの1日の新規感染者が33万2000人以上となり、過去最多を更新しました。
 同国で新規感染者が30万人を超えたのは初めて。これまでの最多記録は、前日の4日に確認された27万1686人でした。5日までの24時間には2483人が入院し、うち396人が集中治療を受けています。
 イタリア政府は5日、50歳以上を対象に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付けることを決めました。感染力の強いオミクロン型変異ウイルスの猛威で新規感染者数は過去最多を更新しており、医療システムの負担増大を避ける狙いです。
 イタリア保健省が同日発表した新規感染者数は約18万9000人と、過去最多を更新しました。
 オミクロン型の感染拡大や検査数の増加で、感染者はここ数週間で急速に拡大。重症化する人も少なくなく、入院患者も増えています。
 マリオ・ドラギ首相は、「病院への負担を減らし、命を救うため、特に入院のリスクが高い高齢者を対象に行動をとる」と述べました。イタリアはワクチンの普及が進んでいるものの、足元では頭打ちとなっています。政治専門サイト「ポリティコ」によると、50歳以上の7%は接種していません。
 新規則では50歳以上の人にワクチン接種を義務付け、働いている場合はワクチンパス(接種証明書)の取得も義務付けます。政府の説明によると、2月15日以降、50歳以上の人が出勤する場合は、公共・民間を問わず職場でワクチンパスの提示が必要となります。
 政府は昨年末、これまで陰性検査結果の提示でもよいとしてきた公共交通機関やホテル、レストランのテラス席、ジムの利用について、1月10日以降は全市民にワクチンパスの提示を義務化すると発表していました。
 イタリアはすでに、医療従事者や学校の教員にはワクチン接種を義務化しています。2月からは接種などを証明するワクチンパスの有効期限も、9カ月から6カ月に短縮する予定です。
 イタリア政府は経済への打撃が大きいロックダウン(都市封鎖)など厳しい規制は導入せ
ず、ワクチン接種の促進で感染拡大の波を乗り切る方針。

 2022年1月6日(木)




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