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■「ゾコーバ」のコロナ後遺症への効能研究を開始 塩野義製薬と大阪大 [健康ダイジェスト]

 塩野義製薬は1日、大阪大学と共同で、新型コロナウイルス感染症の治療薬「ゾコーバ」が後遺症を抑制する効果について、臨床研究を始めたと発表しました。大阪大医学部附属病院に設けた共同研究講座が2000人を対象にします。
 塩野義は過去の臨床試験(治験)でも、副次的にゾコーバが新型コロナの罹患後症状、いわゆる後遺症を抑制すると確認ずみです。後遺症を主な対象とした研究を改めて実施することで、さらに詳しく調べる構えです。
 新型コロナの感染者は、倦怠(けんたい)感や呼吸困難、脱毛、集中力の低下などの後遺症を発症する例があります。後遺症の予防法や治療法について、共同研究講座を大阪大に1日から3年間設置します。感染者にゾコーバを1日1回、5日間経口投与し、偽薬(プラセボ)を与えられた患者と比較した上で、発症の抑制効果と安全性を確かめます。研究はすべて、患者を大阪大に招かない遠隔手法で進めるといいます。
 塩野義は2023年9月、ゾコーバが息切れや集中力の低下といった新型コロナの後遺症を1年間、抑える効果があると治験で確認したと発表していました。

 2024年3月2日(土)

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