広島県北広島町の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザの「H5亜型」ウイルスの遺伝子が確認され、約8万羽の殺処分が開始されました。県内での発生は4季連続で、今季は初めてです。
県は11日、養鶏場から死亡した鶏が増えたと通報を受け、遺伝子検査を行ったところ「H5亜型」の鳥インフルエンザウイルスが確認されました。
県は、飼育中の約8万羽を殺処分し、周辺10キロ圏内にある3つの農場でおよそ1600羽の搬出を制限します。また、北広島町の4カ所で付近を通る車の消毒を24時間態勢で行います。
県によると、感染した鶏の卵や肉を食べても人に感染することはありません。
2024年3月12日(火)
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