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■国内のはしか感染者相次ぐ、同じ航空機の帰国者ら [健康ダイジェスト]

 海外からの帰国者や旅行者のはしか(麻疹)の感染報告が、国内で相次いでいます。同じ航空機に乗り合わせた人の間で感染が広がるなどし、今年に入って少なくとも計14人の感染が確認されました。さらなる拡大を防ぐため、専門家は感染リスクが高い渡航者らにワクチン接種を呼び掛けています。
 大阪府によりますと、東大阪市に住む20歳代の男性は、アラブ首長国連邦(UAE)からエティハド航空EY830便で帰国した当日の2月24日、発熱やせきなどの症状が続いていたことから市内の病院を受診しました。その後、市の保健所で詳しく調べたところ、3月1日、はしかに感染していることがわかったということです。男性は自宅で療養を続け、快方に向かっているということです。
 はしかは感染力が非常に強く、同じ空間にいるだけで空気感染します。大阪府によると、東大阪市の男性と同便に乗り合わせた名古屋市の20歳代の姉妹と、岐阜県川辺町の50歳代の女性がはしかに感染していたことが、わかりました。
 名古屋市によりますと、市内に住む20歳代の姉妹が2月24日にアラブ首長国連邦から帰国した後に発熱と発疹を訴え、医療機関を受診したところ、はしかへの感染が判明したということです。
 また、岐阜県川辺町でも、アラブ首長国連邦から帰国した50歳代の女性がはしかに感染していることがわかりました。
 名古屋市などはワクチン接種を促すとともに、はしかが疑われる高熱などの症状が出た場合はすぐに医療機関に連絡し、受診するよう呼び掛けています。

 2024年3月20日(水)

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