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■韓国のMERSによる死者9人に 感染者は108人を数える [健康ダイジェスト]

 韓国で、重い肺炎などを引き起こす中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスに感染した人は100人を超え、韓国政府は感染が疑われる人が見付かった場合に診察を行う専門病院を全国に指定するなどして、感染拡大の防止策を強化しています。
 韓国の保健福祉省によりますと、MERSコロナウイルスに感染が確認された人は新たに13人増えて計108人となり、このうち9人が死亡しました。感染が新たに確認された13人のうち10人は、サムスンソウル病院で感染しました。
 一方で、感染していた人のうち10日、新たに1人が退院し、退院した人は、合わせて4人になりました。
 韓国政府は、感染が疑われる人が見付かった場合に、診察を行う専門の病院を新たに32カ所指定したことを発表し、感染者と接触した可能性のある人や、発熱などの症状が出た人は、こうした病院で診察を受けるよう呼び掛けています。
 一方、韓国入りしている世界保健機関(WHO)の専門家チームは10日、最も多くの感染者が確認されたサムスンソウル病院を視察しました。WHOは、韓国での感染の広がり方は中東での広がり方と似ているものの、韓国では状況が変化し続けているため、さらに調査を進めることにしています。
 韓国政府は、これまでの感染はすべて病院内で起き、感染経路も把握できているとしていて、冷静な対応を呼び掛けていますが、これまでに3400人が隔離の対象となっているほか、多くの幼稚園や小学校などが休校を続けており、影響が広がっています。
 WHOは休校措置については、これまで学校で感染が確認されたケースはないとして、学校の再開を検討することを勧告しています。

 2015年6月11日(木)

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