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■新潟県の男児、デング熱に東南アジアで感染  [健康ダイジェスト]

 新潟県は10日、東南アジアに長期滞在した後に帰国した6歳以下の男児が、蚊を媒介とするデング熱に感染したと発表しました。男児は帰国後、蚊に刺されていないため、渡航先の東南アジアで蚊に刺されて感染したとしています。
 新潟県によりますと、男児は帰国後の6月2日、発熱や頭痛の症状を訴えて上越保健所管内の医療機関を受診し、3日後にデング熱と診断されました。男の子は入院しましたが、現在は回復に向かっているということです。
 デング熱を巡っては昨年の夏、東京都の代々木公園などで蚊に刺された人たちに相次いで国内感染が確認されましたが、新潟県内でも、同公園で蚊に刺された男女3人が発症しています。今回は海外渡航先での感染であり、同県内では2006年、2008年、2010年などにも各1人の感染例があります。
 同県内でのデング熱の発生は今年初めてですが、全国では94人が海外でデング熱に感染したことが確認されています。
 新潟県福祉保健部健康対策課感染症対策係によると、デング熱の潜伏期間は2~15日程度とされ、突然の発熱や激しい頭痛の症状が現れます。ウイルスは蚊を媒介して侵入するため、人から人へ直接感染しません。
 男児の場合、帰国後は蚊に刺されていないため、感染が広がる恐れはないとして、新潟県は冷静な対応を呼び掛けるとともに、海外に旅行などで滞在する際の感染に注意してほしいとしています。

 2015年6月11日(木)

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