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■新型コロナウイルス、東京都で子供2人を含む8人感染 埼玉県で警察官ら2人が感染 [健康ダイジェスト]

 東京都は、いずれも10歳未満の保育園児と小学生の姉弟とその母親を含む、合わせて8人が新型コロナウイルスに感染していることを新たに確認したと発表しました。都内で10歳未満の子供の感染が確認されるのは、今回が初めてです。
 東京都は5日夜、記者会見を開き、都内で新たに8人の感染を確認したと発表しました。
 感染が確認されたのは、いずれも都内に住む10歳未満の保育園児の男の子、10歳未満の小学生の女の子、30歳代の無職の女性、20歳代の会社員の女性、70歳代の無職の女性、90歳代の会社員の男性、70歳代の自営業の男性、80歳代の無職の男性の8人です。
 このうち、保育園児の男の子と小学生の女の子は姉弟で、30歳代の女性は2人の母親で、足立区に住んでいます。
 足立区によりますと、姉弟の祖母に当たる50歳代の女性が3日、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたことから、同居する姉弟とその母親についても検査したところ、5日、感染していることが確認されたということです。
 姉弟には、いずれも熱の症状はないものの、2月25日からはせきが続いているということですが、2月28日までは通常通り区立小学校や区立の認可保育園に通っていたということです。
 足立区では男の子が通っていた保育園を今月13日まで休園にするとともに、姉弟が通っていた小学校や保育園の現地調査を行って、濃厚接触した人の範囲などを確認することにしています。
 また、70歳代の無職の女性は、2月26日に感染が確認された70歳代の会社員の男性の妻だということです。
 このほか、80歳代の無職の男性は呼吸困難などの症状で入院しており、重症だということです。
 これで東京都内で感染が確認されたのは、合わせて52人になりました。
 一方、埼玉県によりますと、県内で合わせて2人が新型コロナウイルスに感染したということです。
 このうち1人は川口市の武南警察署に勤務する埼玉県警の50歳代の男性警察官で、もう1人は熊谷市にある埼玉県の農業技術研究センターの60歳代の男性職員だということです。
 県によりますと、男性警察官は上尾市在住で、2月24日以降、38度台の熱が出た後、一度平熱に戻って業務に戻りましたが、4日になって再び38度台の発熱があり検査したところ、5日に感染していることが確認されたということです。
 警察官が新型コロナウイルスに感染したのは、全国で初めてです。警察によりますと、感染したのは、埼玉県警武南警察署の交通課に勤務する50歳代の男性警察官で、ふだんは交通事故の捜査などを担当しているということです。
 警察は同じ署の交通課に勤務するほかの警察官についても、当面の間、自宅で待機する措置をとりました。
 警察庁は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、容疑者の取り調べの際などには必要に応じてマスクや手袋を着用することや、飲酒運転の取り締まりの際警察官の顔に息を吹きかけてもらう方法を避けることなどを全国の警察に指示しています。
 また、60歳代の県の男性職員は行田市在住で、2月28日以降、37度から39度台の発熱があり、4日に医療機関を受診したところ、肺炎の症状が出ていたため検査し、5日に感染が確認されました。
 男性警察官、男性職員いずれも、容体は安定しているということです。
 埼玉県内ではこれまで、1月30日に中国の湖北省武漢市から政府のチャーター機で帰国した40歳代男性と、息子の未就学児の感染が確認されていました。

 2020年3月5日(木)

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