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■2019年度に労災申請した人は2996人 7年連続で過去最多 [健康ダイジェスト]

 過労や仕事のストレスが原因で、うつ病などの精神障害になったとして、2019年度に労働災害を申請した人は、前年度より240人多い2060人で、7年連続で過去最多でした。厚生労働省が6月26日、発表しました。
 年代別では、639人の40歳代が最も多くなりました。業種別では、256人の「社会保険、社会福祉、介護事業」が最多で、約半数が介護職といいます。
 また、過重労働が原因の脳・心臓の病気も合わせた労働災害申請件数は、前年度より299人多い2996人で、こちらも7年連続で過去最多を更新。
 脳・心臓の病気による申請は、前年度より59人多い936人で、5年連続で増えました。2019年4月に働き方改革関連法が施行され、残業時間の罰則付き上限規制が大企業に適用されたものの、増加傾向に歯止めはかかりませんでした。業種別では、144人の道路貨物運送業が最も多くなりました。
 2019年度に実際に労災認定されたのは、過去に申請された分も含め、精神障害が509人。このうち自殺(未遂を含む)したのは、88人でした。脳・心臓の病気は216人で、このうち死亡(過労死)が86人でした。
 精神障害の労災認定に当たり、これまで厚労省はパワーハラスメントは「いじめ・嫌がらせ」の一環として調べてきましたが、6月から大企業にパワハラ防止が義務化されたことに伴い、独立した認定項目としました。今後、労災申請はさらに増える可能性があります。

 2020年8月27日(木)

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StevenPet

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by StevenPet (2020-08-27 22:15) 

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