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■喫煙者率、初めて20パーセントを下回る 消費税率引き上げも影響 [健康ダイジェスト]

 日本たばこ産業(JT)は30日、国内の喫煙者率が19年連続で減少し、19・7パーセントと1965年の調査開始以来、初めて20パーセントを下回ったと発表しました。
 高齢化の進展や健康志向の高まりに加え、4月の消費税率引き上げに伴う値上げで、たばこ離れが加速したとみられます。
 JTが毎年5月に実施している「全国たばこ喫煙者率調査」で、今年は全国の成人男女約3万2000人を対象に調査し、60・5パーセントから回答がありました。
 喫煙者率は前年から1・2ポイント下がり、男女別では男性が1・9ポイント減の30・3パーセント、女性が0・7ポイント減の9・8パーセントで、初めて10パーセントを切りました。年代別では男女とも40歳代が最も多く、次いで30歳代と50歳代が多くなりました。
 喫煙人口は男女合わせて、2059万人(前年比136万人減)と推計されるといいます。
 「毎日吸う人」の1日当たりの平均喫煙本数は男性19・0本、女性15・1本で、年代別でみると、男性は50歳代が最多の21・1本、女性は50歳代と60歳以上で16・5本が最も多くなりました。
 喫煙者率が最も高かったのは1966年の49・4パーセントで、男女別でも男性83・7パーセント、女性18・0パーセントと、ともに最多でした。同年をピークに、その後は徐々に下がり続けており、2004年には30パーセントを割り込んでいました。
 JTは、「喫煙に対する規制の強化なども影響して、ほとんどの年代でたばこを吸う人の割合は減っており、この傾向は今後も続くのではないか」としています。

 2014年8月1日(金)

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